【医師監修】PMSかも? と思ったらリストでチェックしてみよう



■PMSへの対処方法

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PMSチェックで当てはまる症状が多いなら病院へ


上記のPMSチェックはいかがでしたか。「心の症状」「身体の症状」のチェック項目を確認し、もしそれが生理前に強くなり、生理が始まるとおさまっていくのなら、PMSの可能性があるでしょう。

PMSの症状や重さは個人差があり、当てはまるチェックの数が少なくても「日常生活に支障がある」場合はPMSが重いケースに該当します。

PMSチェックで当てはまる症状が多い場合はもちろん、症状が少ない場合も日常でつらいと感じるなら、病院で治療を受けましょう。

西洋医学と東洋医学


PMSの症状は個人によってさまざまで、第三者からは気づかれにくいことがあります。ただ、つらくても「これは誰でもあること」とひとりで我慢してしまうことは一番良くありません。きちんと治療すれば改善することも多いのです。治療は西洋医学と東洋医学からアプローチが可能です。


西洋医学:西洋薬


西洋医学からの治療には「低用量ピル」を用いて排卵を抑える方法などがあります。また「抗うつ剤」のSSRIなどで、落ちこみや不安感などの不快な症状を和らげることができます。


東洋医学:漢方薬


さらに東洋医学の漢方薬も有効です。それぞれの症状や体質に適切な漢方薬を用いることで、不快な症状を緩和することができます。漢方の効能は多岐に渡るため、薬剤師や医師と相談するといいでしょう。

自分でできる対処方法


PMSの症状を緩和するために、日ごろから自分でできることがあります。ここで確認してみましょう。


イライラしてしまうことを避ける


もし、仕事でイライラすることが多いなら、まずは働き方の改善を考えましょう。仕事に忙殺されていたり、家事と仕事を両立させたりと、現代は女性もストレスや疲労がたまりやすい環境が多いです。ストレスや疲労はPMSを悪化させる要因です。

環境を全部変えることは難しいですが、少しでもストレスを排除できるように、シフトや部署など、相談できる部分はしていきましょう。

食生活に気をつける


食生活も重要です。栄養バランスのとれた食事をし、規則正しい生活をしていく努力をしましょう。嗜好品や砂糖の取りすぎには注意します。

また、むくみの原因になる塩分や、イライラ、不眠の原因にもなるカフェイン、そして過度な飲酒も控えていきます。
イソフラボンなどのサプリメントやアロマテラピーも上手に取り入れ、心や体を休ませていたわることも大切です。

日頃から運動をする


日頃からの適度な運動も効果的。ストレス解消に役立つので、PMSの症状を和らげてくれるでしょう。毎日の生活に軽い運動を取り入れることで、すっきりと快適に過ごせるはずです。


■まとめ

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PMSは放っておくことが一番よくないことです。もしも自分が「PMSかも」と思ったなら、PMSリストできちんとチェックし、自分のタイプなどを把握しておきましょう。日頃からストレスをためないようにする工夫も大切です。

そしてPMSの症状でつらいと感じる場合や日常生活に支障をきたす場合は、放置せずに、早めに病院を受診しましょう。


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参考資料:
日本産科婦人科学会
厚生労働省ヘルスケアラボ


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