【医師監修】生理前眠いのはどうして? 眠い時の対策も知っておこう



■生理前に眠くなった時の対策

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それでも、生理前に眠くなった場合はどうしたら良いのでしょうか。

▼生理前に眠くなった時の対策1:
仮眠を取る


日中に眠くなりやすいなら、仮眠を取るのが一番です。仕事をしている人なら、お昼休憩などの時間を使って15分程度でも十分なので寝ておきましょう。これだけでも午後の眠気解消に効果があり、頭をスッキリさせてくれます。

注意したいのは、短い昼寝は午後の眠気解消に効果的ですが、長い昼寝は逆に頭がぼんやりしてしまうこと。仮眠の目安は午後3時までに、長くても20~30分間にとどめておくことが大切です。


参考サイト:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」



▼生理前に眠くなった時の対策2:
ハーブティーを飲む


ティータイムなどに自然の力を生かしたハーブティーを飲むのもいいでしょう。おすすめは、ホルモンバランスを整える効果が期待できる「チェストツリー(チェストベリー)」。また、眠気覚ましの効果が期待できる「レモングラス」や「ペパーミント」もリフレッシュできて人気の高いハーブティーです。
・チェストツリー…女性の心や体のバランスを穏やかに整えてくれるハーブティー。バランスの乱れから生じる、女性特有のさまざまなトラブルを優しく整え、サポートしてくれます。

・レモングラス…レモンのような爽やかな香りで、心身をシャキッとさせるハーブティー。目がさえるような強い芳香とさっぱりとした風味が爽快感をもたらします。

・ペパーミント…メントールの清涼感のある風味と香りが特徴。眠気をスッキリ解消したいときにはピッタリのハーブティー。
食後のエチケットにも効果的です。


▼生理前に眠くなった時の対策3:
薬を処方してもらう


ただ眠くなるだけではなく、PMSのほかの症状もあるようなら、婦人科を受診し低用量ピルなどの薬を処方してもらう手もあります。

低用量ピルとは、女性ホルモンのはたらきを利用した経口避妊薬ですが、PMSの症状軽減にも効果が期待できます。副作用をできるだけ減らすためにホルモンの量を低量化してあり、より安全で信頼性の高い薬です。

そのほか、症状によって低用量ピルのほか、ホルモン製剤や抗不安薬、抗うつ薬、漢方薬、鎮痛剤などが適切に処方されます。

■まとめ

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女性は女性ホルモンの影響で体調が変化してしまうもの。眠気もその一環であるため、仕方ない部分はあるかもしれません。しかし、自分で生活リズムを把握できていれば、眠気の対策も行いやすいと思うのです。


規則正しい睡眠習慣を身につけるためには、就寝前はブルーライトを遠ざける、寝る数時間前からカフェインは避け、入浴では湯船で体を温めること。

もし日中眠くなったら、すすんで仮眠を取り、ハーブティーで休憩してみると、午後からの活動もスッキリこなせるかもしれません。自分のできる眠気対策を行いながら、充実した毎日を送っていきましょう。

参考資料:
ヘルスケアラボ
e-ヘルスネット
厚生労働省




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