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仕事中、「痛い」けれど休めない……こんな時どうしてる?【働く女性にアンケート】

マイナビウーマン
■仕事中、体の痛みを感じたことはある?

仕事中、「痛い」けれど休めない……こんな時どうしてる?【働く女性にアンケート】

Q1.仕事中、体の痛みを感じることはありますか?

はい:68.0%

いいえ:32.0%


約7割の女性が、仕事中に痛みを感じていることがわかります。痛みは体が教えてくれる不調のサインです。このことを踏まえると、なにかしらの不調を抱えながら日常生活を送っていることがうかがえます。

仕事中、「痛い」けれど休めない……こんな時どうしてる?【働く女性にアンケート】

Q2. どんな場所に痛みを感じることが多いですか?最も当てはまるものを選択してください。

頭痛:36.4%

生理痛:26.4%

肩こり痛:22.3%

腰痛:9.9%

胃痛:2.5%

咽頭痛:1.7%

生理痛以外の下腹部痛:0.8%


全体の約4割ともっとも多かった頭痛は、その日の天気や長時間のデスクワークによる眼精疲労、人間関係など、複合的な要因によって引き起こるとされています。同時に、複数のストレスを抱えている状態とも言えます。

次いで多い、生理痛と肩こり痛は、女性特有の悩みや姿勢の悪さなどが背景にありそうです。また、痛みを感じる場所が多岐に渡っていることから、仕事以外の生活習慣の中にも痛みの要因が隠れていると推測できます。


■痛みにどう対処してる?

仕事中、「痛い」けれど休めない……こんな時どうしてる?【働く女性にアンケート】

Q3.仕事中に体の痛みを感じたとき、どのように対処しますか。最も当てはまるものを選択してください。

市販の鎮痛剤を飲む:41.3%

ストレッチなどで体を動かす:17.4%

何もせずにがまんする:12.4%

病院で処方された薬を飲む:7.4%

市販の外用薬を使用する:5.8%

マッサージをする:5.8%

体を温める:3.2%

仕事を休んで休息をとる:2.5%

漢方を服用する:2.5%

病院で診察・治療を受ける:1.7%

当てはまるものは無い:0.8%


「市販の鎮痛剤を飲む」「ストレッチなどで体を動かす」と、なにかしらの対処をしている回答が上位にあるのは安心です。ですが、「仕事を休んで休息をとる」は2.5%、「病院で診察・治療を受ける」は1.7%と、しっかりとした対処はまだまだ少数回答。さらには、「何もせずにがまんする」という回答が12.4%もあることを考えると、体の不調を感じながらも根本的な対処を後回しにしている実態が浮き彫りになりました。

■働く女性の多くが「痛み」を抱えながら仕事をしている

今回の調査から見えてきたのは、多くの働く女性がなにかしらの痛みを抱えながら仕事をしているという現実です。特に多かった、頭痛・生理痛・肩こりは、自律神経やホルモンバランスとの関連性が高い痛み。市販の鎮痛剤を取り入れることでその痛みは一時的に解消されるかもしれませんが、あくまでも対処療法であり、根本的なアプローチとは言えません。
慢性的に痛みを感じているのであれば、病気が隠れている可能性もありますし、そもそも痛みを感じること自体が大きなストレスです。

病院を受診して原因を探る、「生理前だから体を温めておこう」とセルフケアで予防するなど、その時々で対策していくことも健やかに働くうえで重要なこと。

また、痛みをがまんする習慣が身についてしまっている人も一定数いるようです。がまんは状況を悪化させてしまいます。「どう対処すればいいかわからない」という場合は、今回のアンケートにある対処方法をひとつずつ試すところから始めてみるのはいかがでしょうか。

そして、無理をしないで休める環境づくりや周囲の理解を得る工夫も、働く女性には必要な視点です。福利厚生を活用する、仕事仲間や家族とその日の体調を共有するなど、できることから意識してみてください。

(木川誠子)

※画像はイメージです。


※マイナビウーマン調べ

調査日時:2025年7月8日~7月15日

調査人数:20代~30代女性(178名)

調査方法:Webアンケート

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