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コーセー「メイクキープ」シリーズでメイクもちが良くなる理由は? 崩れにくいメイクのコツを聞いてみた

マイナビウーマン
あまりの暑さで、汗や皮脂によるメイク崩れが気になる夏。そんなときのお助けアイテムとして、コーセーの「メイク キープ」シリーズが人気を博しています。フィックスミストを皮切りに、パウダーや下地など数々のヒット製品を生み出していますが、そもそもなぜこんなにも崩れにくくなるのでしょうか?正しい使い方や崩れにくいベースメイクのコツを聞いてみました。

■5〜6プッシュが正解。フィックスミストを正しく使ってよりメイク崩れを防いで

コーセー「メイクキープ」シリーズでメイクもちが良くなる理由は? 崩れにくいメイクのコツを聞いてみた


今回お話を伺ったのは、販売企画を担当している谷津祥美さん。「メイク キープ」シリーズの代表作とも言える「メイク キープ ミスト EX +」のお話を聞く前に、そもそもフィックスミストを使うとメイクが崩れにくくなる理由を聞いてみると、ミストを吹きかけることによって、膜でメイクを覆うことになるのでメイクが崩れにくくなるのだそう。

「メイク キープ ミスト EX +」には、独自のスーパーメイクコート成分(※1)が配合されおり、肌の動きに合わせて伸縮する柔軟性のある膜が形成されるため、表情変化やシワにも対応するといいます。

「メイク キープ ミスト EX +」の特徴は、スーパーメイクコート成分(※1)が配合されたことによる圧倒的なメイクキープ力。
そして細かなミストにもこだわり、完成したメイクを崩さずにピタッと密着するよう、ふんわりと噴射されます。さらに市場シェアNo.1(※)というところも大きな特徴になっているのだとか。

「メイク キープ ミスト EX +」は二度のリニューアルを行い、現行品は三代目。2019年6月に誕生した際にも話題になりましたが、コロナ禍に入るとまた一段売上も伸びたのだそう。2021年3月に初のリニューアルを果たし、「マスクにつかない」と訴求できるものへ進化。

2024年2月のリニューアルで現在の「メイク キープ ミスト EX +」となり、表情の動きによるメイクよれを防ぐ、コーセーオリジナルの「スーパーメイクコート成分」を新たに配合。そして、スーパーウォータープルーフ処方にアップデート。さらに新たな保湿成分を加えたことで乾燥感の少ない使い心地を実現しました。


「メイク キープ ミスト EX +」の正しい使い方を聞いてみると、主なポイントは三つあると谷津さんはいいます。一つ目が、10回以上振ること。二層タイプになっているので、しっかりと振ることが重要なのだそうです。

二つ目が、15cmほど離して満遍なく5〜6プッシュ全顔に吹きかけることです。メイクを崩さないために少量にしなきゃと思いがちですが、しっかりと顔全体に行き渡らせることでメイクよれを防ぐことができるのだとか。最後に、肌に触れず乾かすことで、より効果的にメイクキープができるといいます。

※インテージSRI+メイクアップフィクサー市場2023年6月~2025年2月 金額シェア(メイクキープミストシリーズ)

■ラインアップは5アイテムに クールタイプや季節の香りなどの限定品も

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取材したのは2025年7月末。現時点でレギュラーのアイテムは、「メイクキープミスト EX+」にパウダーの「メイク キープ パウダー EX」、化粧下地の「メイク キープ プライマー」、日焼け止めの「衝撃の紫外線ブロック」、そして紙おしろいの「メイク キープ オイルブロック 紙パウダー」の全5アイテム。


季節によって登場するクールタイプや、限定の香りの「メイクキープミストEX+」や「メイク キープ プライマー」も発売されるたびに注目を集めているのだそうです。

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今年の6月に発売された「メイク キープ オイルブロック 紙パウダー」は、一枚でさっと手軽にテカリや皮脂のべたつきを抑える紙おしろいで、メイクだけでなく前髪のお直しにも使用できます。スーパーメイクコート成分(※1)をコーティングした皮脂テカリ・くずれ防止パウダー(※2)や毛穴の凹凸をカバーするサラサラキープパウダー(※3)を配合しているので、持ち歩き用のパウダーとして使えるのも魅力的です。

今回はこれらの「メイク キープ」シリーズを使用して、崩れにくいベースメイクのコツをメイクアップアーティストに聞いてきました。

※1 (ジメチコン/ビニルトリメチルシロキシケイ酸)クロスポリマー

※2 マイカ・(ジメチコン/ビニルトリメチルシロキシケイ酸)クロスポリマー

※3 メタクリル酸メチルクロスポリマー

■崩れにくい土台づくりはスキンケアから

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今回、メイクHOWTOを教えてくださったのは、コーセーのメイクアップアーティスト・三保谷優美さん。崩れにくいベースづくりはスキンケアから始まっているといいます。

スキンケアの油分が残ってると、上からどれだけ崩れにくいベースメイクアイテムをのせても、滑ってうまくのらなかったり、時間が経つと油分のせいで浮いてしまいがち……。朝のスキンケアをきちんとなじませてからベースメイクに入ることが大切と教えていただきました。


◇ベースメイクは薄く仕上げる!

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肌に触れた時に止まるのを感じるくらいスキンケアがなじんだら、ベースメイクを開始。まずは日焼け止めの「衝撃の紫外線ブロック」を塗布します。焼けたくないからしっかりと全顔に塗りたい!と思ってしまいますが、ベースメイクは極力薄く仕上げることが崩れ防止に繋がるという三保谷さん。

この後に化粧下地やBBクリームを重ねることから、特に日焼けをしやすい頬骨のあたりや髪の毛の生え際、上まぶた、鼻に指で薄く塗布していきます。

化粧下地には「メイク キープ プライマー」を使って、特に崩れやすいところを中心にのせていきます。筆者は鼻とおでこのテカリが気になるので、重点的にのせてもらいました。

「夏はとにかく崩れがストレスだと思うので、塗るところ塗らないところのバランスを見極めるのも大切です」と三保谷さん。忙しい朝は何も考えずに全顔に塗ってしまいがちな筆者ですが、このワンポイントテクニックでメイク崩れのストレスが緩和できそう!

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化粧下地を塗り終えたら、ウォータープルーフ&皮脂プルーフ処方のBBクリームで、気になる箇所をカバーしていきます。
BBクリームも、少量を薄膜でのせていくのがポイントだといいます。

汗をかくと拭ったりと摩擦が起きがちで、ファンデーションがハンカチに付着したり、ムラっぽく崩れてしまった経験がある人も多いはず。そうならないようにBBクリームで薄くカバーし、それでも気になるところはコンシーラーなどを組み合わせて、全体的に薄く仕上げることが大切なのだそうです。

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また、BBクリームはスライドさせずにポンポンと指でタッピングしながらのせることで、カバー力を高められるというプロならではの技を披露してくれました!BBクリームを塗り終えたら、目の下のクマなど、よりカバーしたいところにハイカバーなコンシーラーを塗布していきます。

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仕上げには「メイク キープ パウダー EX 」を使って、まずは崩れやすい部分からということで、鼻まわりとおでこにのせていきます。三保谷さんがこの時期に特におすすめしているのが髪の生え際に塗布すること。

夏は汗ばんだり、テカリやすくなることから、パフにしっかりと粉を含ませて、塗りこんでいくことで清潔感が生まれるといいます。さらに、このひと手間でふわっとした前髪を保てるのだそうです。


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テカリが気になる部分にパウダーをのせたら、パーツごとに仕込んでいきます。まずは、アイブロウから。髪の生え際にパウダーを仕込んだように、眉の地肌にパウダーが行き渡るよう逆毛を立てながら仕込んでいきます。毛を描き足す部分にものせてあげることで、ペンシルが滑ってしまうことや、体温で溶けてしまうことを防げるといいます。

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目元では、涙袋にパウダーをオン。コンシーラーを塗った部分は油分が多いので、その部分にパウダーを重ねることでヨレを防げるのだそう。また、涙が溜まりやすい目尻や下まぶた、目頭にアイシャドウブラシを使ってパウダーを仕込むと、アイラインなどの滲みなどを抑えられるといいます。

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さらに、オーバーリップにする人には、ファンデーションや日焼け止めが口周りに残っているとヨレの原因になってしまうので、パウダーでサラサラにして防いでいきます。


テカリやすい部分や崩れやすい部分にパウダーをのせ、肌に触れた時にサラサラに仕上がれば、ベースメイクの完成です。

◇ベースメイクの使用アイテムはこちら

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MAKE KEEP衝撃の紫外線ブロック1,430円 ※編集部調べ

MAKE KEEPメイク キープ プライマー1,320円 ※編集部調べ

FASIOファシオ エアリーステイ BB ティント UV1,320円 ※編集部調べ
FASIOファシオ ウルトラカバー コンシーラー WP1,100円 ※編集部調べ

MAKE KEEPメイク キープ パウダー EX 1,386円 ※編集部調べ

■ポイントメイクで油分の多いものを使った後にパウダーを仕込む

続いてはポイントメイクに。ポイントメイクに関しては、ベースメイクで土台作りがしっかりとできているので通常通りで良いのだそうです。

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いつもだったらアイライナーで目尻のラインを書く時に滲みが気になったり滑ってしまったりすることがあるのですが、パウダーを仕込むことで崩れ対策ができるだけでなく、簡単に理想の仕上がりをかなえることができました。

「友達とお茶をしてずっと笑って過ごした後に、おうちで鏡を見たら下まぶたにアイラインが滲んでしまっていた……とか、ありがちだと思うんです。下まぶたにパウダーを仕込むことでアイメイクの滲みも防げますよ」と、“女子会の後あるある”の防止策も教えてくれましたよ。

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さらに、ファンデーションの上にパウダーを重ねる要領で、アイラインの上にアイシャドウでフタをするとこれもヨレ防止になるのだそうです。

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この技はアイブロウでも活用でき、アイブロウペンシルの後にアイブロウパウダーをのせることでヨレにくさをアップできるといいます。

◇アイメイク、アイブロウの使用アイテムはこちら

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Viséeヴィセ ダブル ムード アイズOR-04 コーラルムード1,540円 ※編集部調べ

FASIOファシオ ペンシル アイライナー02 ブラウン1,100円 ※編集部調べ

FASIOファシオ ウルトラ WP マスカラ (カール)01 漆黒ブラック1,320円 ※編集部調べ

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FASIOファシオ ウォータープルーフ アイブロウ (細芯)02 ブラウン1,100円 ※編集部調べ

Viséeヴィセ フラッフデザイン アイブロウパウダーBR-2 ブラウン1,320円 ※編集部調べ
Viséeヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラーBR-4 ピンクベージュ1,100円 ※編集部調べ

■スティックチークを指でトントンと塗って崩れにくく

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また、チークにはウォータープルーフで汗や皮脂、擦れに強いスティックタイプを使用したのですが、ポイントはパウダーでフタをする前にチークをのせること。パウダーをのせる前の方が定着しやすく崩れにくくなるのだそうです。

そして塗り方にもポイントがあり、「直塗りではなく、指にとってからポンポンと重ねていくと、しっかりと密着して崩れにくくなるのでおすすめです」とアドバイスをくれました。チークの崩れが心配な人はこの後にパウダー重ねるとヨレ防止に繋がりますよ。

◇チークの使用アイテムはこちら

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FASIOファシオ マルチフェイス スティック19 Cherry Flambe990円 ※編集部調べ

■「メイクキープミストEX+」でフィックス!

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最後に「メイクキープミストEX+」を顔全体にまんべんなく振って完成です。谷津さんのアドバイス通り、顔から15cm離して5~6プッシュ。乾くまでそのまま待ってメイクをフィックスさせました。

これまでは2~3プッシュしかしていなかった上に、せっかちゆえに乾くのがなかなか待てなかった筆者。いただいたアドバイスに従って正しい使い方をしてみると、いつもよりメイクがフィックスされているような感覚でした!前髪にも紙パウダーを仕込んで、ふんわりさらさらの状態に。

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完成したメイクを見てみると、肌悩みはちゃんと隠しつつも軽やかな仕上がりに。“崩れないベースメイク”というとマットでお人形さんみたいな仕上がりのイメージがありましたが、程良いツヤ感が残っていてナチュラルな印象で驚き!

◇仕上げアイテムはこちら

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MAKE KEEPメイク キープ ミスト EX +1,320円 ※編集部調べ

MAKE KEEPメイク キープ オイルブロック 紙パウダー495円 ※編集部調べ
■猛暑の中歩いても、マスクをしてもヨレ知らず! 軽やかでサラサラな仕上がりに

この取材の後に、猛暑の中で一駅分を早歩きで移動したり、健康診断でマスクを着用したりしたのですが、いつもテカリが気になるおでこや鼻まわりはサラサラの状態をキープ。マスクをしてもベースメイクが移ることはありませんでした。

今回三保谷さんに紹介していただいたメイクテクは、誰でも実践しやすいポイントばかり。今年も暑さが長く続きそうですが、ナチュラル見えする崩れないベースメイクテクを取り入れて、涼しげな印象を演出してみてはいかがでしょうか?

(取材協力:コーセー、取材・文:吉川夏澄、写真:三浦晃一、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

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