つっぱらずにちゃんと落ちるクレンジング&洗顔はどれ!? コスメオタクが注目する2025秋冬新作クレンジング&洗顔16選
今回のテーマ
つっぱらずにちゃんと落ちるクレンジング&洗顔はどれ!?コスメオタクが注目する2025秋冬新作クレンジング&洗顔16選
ようやく秋らしさが見えてきた今日この頃。秋花粉に乾燥、年末の繁忙期とこれからの季節に向けて、スキンケアも秋冬仕様に変えていきたいですよね。
今回のトークテーマは「秋冬スキンケア クレンジング&洗顔編」。よしかわとにしきおりが、今季気になるスキンケアをピックアップし、使い心地や使いたいシチュエーションなどを語っていきます。
プロフィール
ライター よしかわ
カラーコーディネーターの母親の影響で、小学生時代に色彩とメイクの楽しさに魅了される。学生時代はコスメ集めに夢中になり、高校卒業後はアパレル店員や化粧品業界で広報を経験。秋花粉と乾燥で揺らぎがちな秋冬は、やわらかなテクスチャーのクレンジング&洗顔でリッチに落としたい。
編集 にしきおり
初めて自分でメイクをした14歳の頃からコスメの魅力に取りつかれ、学生時代から女性向けメディアに従事。
■シーンやメイクの濃さに合わせて使うタイプをチョイス
よしかわ:これまで秋冬のメイクアップ、ベースメイクを紹介してきましたが、今回はスキンケアということで、私たちが今季気になるアイテムを編集部にお迎えしました!
にしきおり:たくさんのアイテムがあるので、クレンジング&洗顔編、そして“与える”スキンケアを前編と後編に分けてお届けしていきたいと思います。では、早速クレンジングから。私はしっかりメイクの日もスピーディに落としたいので、オイルタイプがメインになりました。
まず、もともと好きなラフラの「オイルセラムクレンジング」からエイジングケア(※1)タイプが登場したということで「オイルセラムクレンジング ルビーリッチ」を選びました。初めて手に取った時は鮮やかなオレンジ色に驚いたんですけど、すぐにメイクになじんで乾燥が気にならずに落とせる「オイルセラムクレンジング」の良さはそのままに、レチノール(※2)がプラスされて、洗い上がりがよりしっとりとハリが生まれるのを感じたので、秋冬向けとして使ってみたいです。
よしかわ:ラフラのオイルクレンジングは、厚みがあって摩擦を軽減できるところも良いですよね。
にしきおり:肌に負担をかけずしっかり落とせるのでおすすめです。
もう一つ、SHIROの「ヨモギクレンジングオイル」も気になってたんです。ヨモギを感じるグリーンのオイルと、植物の恵みを思わせる深くまろやかな香りに癒されます。とろみのあるテクスチャーで、肌になじませるとスルスルと伸び広がって摩擦を気にすることなく落とせそう。
洗い上がりはしっとりとしていて“洗う美容オイル”と謳っているだけあります。センシティブな肌に向けたオイルクレンジングなので、オイルだと落ちすぎそう……と抵抗がある人にもおすすめできそうです。
よしかわ:素材のヨモギを感じる香りで、メイク落としがリラックスタイムになりそう!
にしきおり:エストの「ナーチャリングクレンジングセラム」は、初めて使った時にびっくりしたんですよ。濃く付けたアイシャドウでも、指でタップするだけでメイクが浮いてくるんです。
よしかわ:クルクルなじませないで、ポンポンとするだけで落ちちゃうなんて……。
にしきおり:すごいですよね。肌にのせただけでメイクがジュワッと浮くので、究極の摩擦レスだと思います。公式サイトにたっぷりとファンデーションをのせた肌の上にクレンジングセラムを塗布して、ハンドプレス後にすすぐだけでハンドプレスしたところのメイクがきれいに落ちている画像があるので、ぜひ見てほしいです。
よしかわ:これだけでメイクを落とせるなんて画期的!
にしきおり:もう一つ、ウルジェムというウエルシア限定で発売されているブランドの「蜜水感クレンジングセラム」をセレクトしたんですけど、これはとにかく見た目がかわいい!
よしかわ:シャンプーっぽいビジュアルで洗面台やお風呂場の雰囲気を明るくしてくれますね。
にしきおり:清潔感のある香りと厚みのあるテクスチャーは万人受けしそう。洗い上がりはみずみずしくまさに美容液で洗ったような仕上がりになります。インナードライの人に向けたブランドなので、乾燥が気になりつつもテカリも気になる人に使ってみてほしいですね。
にしきおり:軽めにメイクをする日も多いので、そういう日はジェルタイプや泡タイプを使うようにしてるんですけど、この秋いちおしなのがベネフィークの「ホットクレンジングジェル」です。これからの時期は寒さで肌が強張る感じがすると思うので、温感でほぐしてくれそう。
よしかわ:今も冷房や紫外線による夏の肌疲れが気になるので、そういう時にも良いですよね。メイクになじんで肌はもちろん、香りと感触で心もほぐしてくれる感じがします。
にしきおり:ジェルに厚みがあってクッション性もあるので、摩擦を防ぎながらメイクを落とせるのも良いですよね。
あとは乾燥さんから泡タイプのクレンジング「薬用保湿力泡クレンジング【医薬部外品】」が発売されまして、泡クレンジングってつっぱったり、メイク落ちが満足できないイメージがあったんですけど、さすが乾燥さん。泡自体にうるおいがあって、メイクをふわっと落としながら、しっとりとした肌に仕上げてくれます。
よしかわ:今日は日焼け止めだけで過ごしましたっていう日のクレンジングって何を使おうか悩むんですけど、これだったら手軽に使えそう。
にしきおり:W洗顔が不要なので洗顔として使うのもありですね。普段あまりメイクしない人にもおすすめです。
よしかわ:私は普段、オイルタイプを使うことが多いんですけど、秋花粉や乾燥が気になる時期に入るから、今年の秋冬は拭き取りタイプとバームタイプがメインになりました。
おうちに帰ってきてすぐに使いたいのがByURの「クリーンリセット ミルキー クレンジングウォーター」です。乳液のようなテクスチャーで、メイクだけでなく毛穴汚れまで浮かして、コットンで拭き取った後の肌はもっちり。今使っているフィルムタイプのマスカラもするんと落としてくれるので、手洗いうがいとこのクレンジングの3ステップは帰宅後に欠かせないルーティーンになっています。にしきおり:毛穴ケアまでかなえてくれるのはうれしいですよね。
よしかわ:バームタイプで攻めのケアをしたい時は、私の大好きなアンフィネスから登場した「スマストレッチ クレンジングバーム」がおすすめ。
しかもスパチュラがカッサになっていて、引き上げるようにやさしく使うと、よりいきいきとしたハリのある肌に導いてくれます。
にしきおり:マッサージまでかなえてくれるなんて贅沢〜!
よしかわ:一回使っただけでもハリ感を体感できたので、使うたびにモチベーションをあげてくれるんじゃないかなって思ってます。
もう一つは守りアイテムとして選んだ乾燥さんの「薬用保湿力クレンジングバーム【医薬部外品】」で、こちらはクリームっぽい質感でメイクとなじむのが早い!肌のうるおいは残しながらもメイク汚れも皮脂も落とせてるなってしっかりと感じられます。
有効成分によって肌あれやにきびも防いでくれるので、季節の変わり目とか秋花粉で揺らいでいる時の救世主として使いたいですね。
にしきおり:乾燥さんは安心感がありますよね。
※1 化粧品効能による、年齢に応じたお手入れ
※2 パルミチン酸レチノール(ハリ付与成分)
■肌への労わりと多機能を兼ね備えた洗顔が気になる
よしかわ:続いては洗顔料。私は手軽さとやさしいタッチを求めているのか、泡タイプばかりになってしまいました。
にしきおり:年末にかけて疲れが溜まってくる人も増えてくると思うので、時短に手間が省けるアイテムを上手に使ってほしいですよね。
よしかわ:手軽さはありつつもリッチな泡で洗い上げてくれるからサボった感なく、労ってる感があるのも良いですよね。
特に肌がゆらいでいる時に使いたいのがキュレルの「潤浸保湿 泡ジェル洗顔料 【医薬部外品】」です。乾燥性敏感肌の人のくすみ(※1)悩みに着目した洗顔料で、花王ならではの濃密な炭酸(※2)泡をなじませていくと、泡がジェル状に変化するんですよ。擦らずに撫でるだけで汚れを浮かせて、洗い上がりは化粧水後のようなうるおい感が得られます。にしきおり:炭酸(※2)泡って聞くと、肌が敏感なときは避けがちでしたが、キュレルだったら安心感がありますね。
よしかわ:エイジングケア(※3)を取り入れたいときは、1,000円以下で買えるコスパ最強のなめらか本舗「薬用WR泡洗顔 ホワイト【医薬部外品】」を使いたくて。肌あれを防ぎながらくすみ(※4)と毛穴(※5)にアプローチする泡洗顔で、手を逆さにしても落ちないリッチで濃密な泡でもっちりとした肌になれます。
にしきおり:プチプラなのにお値段以上のクオリティですよね。しかもポンプ式だから本当に手軽!
よしかわ:毛穴ケアをしたい時にはPrédia BLUEの「Prédia BLUEフレッシュバブル ウォッシング ムース」に頼りたいんですよね。Prédia BLUEも自分の手では作れないほどの濃密なムースがムクムクと湧き上がってきて、包み込んでくれるようなやさしい肌あたり。
国産海泥タナクラクレイや天然ミネラル泥フライブルクファンゴなどの皮脂吸着成分、海由来の保湿成分が入っているので、つっぱることなくつるんとした肌に洗い上げてくれます。
にしきおり:Prédia BLUEのすっきりとした香りも良いですよね。
よしかわ:浄化される癒しの香りに包まれながら、スペシャルケアとして泡パックを取り入れればよりツルツルな肌を体感できます。にしきおりさんがチョイスしたSHIRORUも気になってました!
にしきおり:私の大好きな「クリスタルホイップ」に敏感肌用が登場したんですよ。「クリスタルホイップ マイルド」は、刺激を少なくするために他のタイプの泡よりもやわらかくふんわりしてて、洗浄成分もアミノ酸系洗浄成分に変更してマイルドにしたりと、うるおいバリアを残しながら皮脂汚れだけを落としてくれる仕様になっています。
せっけん系界面活性剤を使用していないので、よりふわっと肌あたりのやさしい泡でやさしく洗うことができます。
よしかわ:既存のムチッとした泡も心地良かったけど、やさしさにこだわり抜いたSHIRORUの泡も安心して気持ち良く使えそうですね。
にしきおり:あと気になったのはこちら。suisaiといえば、個包装の酵素(※6)洗顔料「パウダーウォッシュ」シリーズが人気ですが、デイリーケアではなくてスペシャルケアとして使う人が多いのだとか……。練り酵素洗顔(※7)の「スイサイ ビューティクリア ペーストウォッシュ」は、より毎日のケアとして使ってもらうために新たに登場したものだそうで、手に取るとムッチリと硬めのテクスチャーで、泡立てると泡が伸びるくらい濃密な泡ができます。
シルクコーティングした酵素を含む洗浄成分と毛穴よりも小さな二つのクレイ(※8)、皮脂洗浄成分(※9)、保湿成分が入っていて、しっかりと汚れを落としながらもしっとりとさっぱりとした仕上がりをかなえてくれます。
よしかわ:新シリーズが登場するたびに使うほどパウダータイプが大好きだったから、練りタイプも使ってみます!
よしかわ:朝洗顔で選んだのは二人ともジェルタイプでしたね。Lalaskinは、美容医療に興味はあるけどなかなか踏み出せない人に向けたファスト美容医療発想(※10)の新たなスキンケアブランドで、「白玉ピーリングジェル洗顔」は、クッション性のあるジェルテクスチャー。
低刺激な角質ケア成分として話題のLHA(※11)を配合して、保湿しながらピーリングするヒアルロン酸ビーズ(※12)が採用されているのでデイリーでやさしいピーリングをかなえてくれます。水を抱え込んだようなうるおい感とつるんとした仕上がりがメイク前にピッタリです。
にしきおり:良さそう!こんになももっちりと仕上がるのに2,000円以下でドラッグストアで買えるのはうれしいし、気軽に手に取れますね。
私はメイクノリに特化したプリマヴィスタの「プレメイクアップジェルウォッシュ」を選びまして、うるおい膜が一枚貼られたような洗いあがりが特徴です。角栓のケアもかなえながらしっかりとうるおいをキープできるので、洗顔の時点でツヤを仕込めます。
よしかわ:ベースメイクブランドから誕生したとだけあってメイクノリともちがワンランク上がりますよね。
にしきおり:これからの時期の乾燥対策にもなると思うので、ぜひ取り入れて欲しいですね。
にしきおり:スペシャルケアとして選んだ洗顔の一つ目が、クレンジングリサーチ EXOの「ピールメンテナンスバブルジェルウォッシュ」です。ピンクがかったジェルタイプなんですけど、手に取ると発泡するんですよ。洗顔としても使えるし、泡で1〜2分間パックすると、よりつるんとした肌に導いてくれます。
発泡するから擦らずにマッサージする感覚で汚れが落ちるので、摩擦も防止しつつ、泡立ての手間なく洗顔でピーリングを取り入れられる画期的なアイテムだなと思ってチョイスしました。
よしかわ:多機能な洗顔を時短で使えるなんて忙しく過ごす私たちの味方になってくれそう。
にしきおり:AHA(※13)、BHA(※14)、PHA(※15)、LHA(※16)、プラチナ混合リキッド(※17)に、さらにガラクトミセス培養液(※18)などの美容保湿成分も贅沢に配合されていて2,000円以内で購入できるのでかなりおすすめです。
willoneの「2WAYクリアマスクウォッシュ」も洗顔料にもマスクにもなるタイプで、このブランドは美容液導入型のクレンジング・洗顔シリーズを展開しているっていうのもおもしろいですよね。
よしかわ:落とすと同時に美容液を与えてくれるのは贅沢な気持ちになれる。こってりとしたテクスチャーでつぶつぶとスクラブが入っていますね。
にしきおり:これはクリア成分として二つのクレイ(※19)とソフトスクラブ(※20)によって、くすみの集中ケアができるということで、毎日の洗顔にも使えるけど、私は週に2〜3回のスペシャルケアとしてパックに使いたいなと思っています。
もう一つ、skimmeの「ヒートブースト ポアクリア ジェル洗顔」は、角栓や毛穴の黒ずみが気になるときに洗顔の後に使うスペシャルアイテムです。
よしかわ:毛穴悩みの尽きない私たち世代にとって頼りになる逸品ですよね。
にしきおり:これは温感と炭、クレイの三つで頑固な角栓にアプローチするもので、実際に手に取ってみてもポカポカと温かくなりますよ。少量でも伸びが良いし、ジェルテクスチャーだから摩擦も抑えながらケアできるのが良いですね。
よしかわ:
洗い流した後もつっぱらないので、これからの乾燥の季節でも気にせずにケアできそう。角栓によるザラつきとか黒ずみが気になる時のスペシャルケアにもってこいですね。
※1 皮脂などの汚れにより、くすんで暗くみえること
※2 炭酸ガス(噴射剤)
※3 年齢に応じたお手入れ
※4 古い角質による
※5 毛穴の汚れを落とす
※6 洗浄成分
※7 酵素洗顔:酵素(洗浄成分)配合の洗顔料のこと
※8 モロッコ溶岩クレイ、カオリン
※9 ラウリン酸、水酸化K
※10 皮膚科学をもとに開発した化粧品で健やかな肌を保つこと
※11 10-ヒドロキシデカン酸(整肌成分)
※12 (PEG-9ジグリシジルエーテル/ヒアルロン酸Na)クロスポリマー(保湿スクラブ剤)
※13 リンゴ酸、乳酸、グリコール酸(角質ケア)
※14 サリチル酸(角質ケア)
※15 グルコノラクトン(角質ケア)
※16 カプリロイルサリチル酸(角質ケア)
※17 白金(保湿)
※18 保湿
※19 ホワイトクレイ(カオリン)・海シルト(皮脂吸着)
※20 グルコマンナンスクラブ(汚れ・皮脂押し出し吸着)
秋冬の“落としもの”は乾燥を防いで肌あたりの良いものは絶対条件の二人。やさしく洗いあげつつも機能面も欲張って、落とすケアからスキンケアを楽しみたいという共通点がありました。次回はスキンケアの中でも“与えるケア”に絞って新作コスメを紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね。
気になるコスメをコメントで教えてください!
■今回の登場アイテム
ラフラオイルセラムクレンジング ルビーリッチ3,630円※
SHIROヨモギクレンジングオイル6,050円※
エスト ナーチャリングクレンジングセラム4,400円
ウルジェム蜜水感クレンジングセラム1,738円※
ベネフィーク ホットクレンジングジェル3,960円※
乾燥さん薬用保湿力泡クレンジング【医薬部外品】1,430円※
ByURクリーンリセット ミルキー クレンジングウォーター2,420円
アルビオンアンフィネス スマストレッチ クレンジングバーム5,280円
乾燥さん薬用保湿力クレンジングバーム【医薬部外品】2,200円※
キュレル潤浸保湿 泡ジェル洗顔料 【医薬部外品】2,090円(編集部調べ)
なめらか本舗薬用WR泡洗顔 ホワイト【医薬部外品】990円※
Prédia BLUEフレッシュバブル ウォッシング ムース3,080円※
SHIRORU クリスタルホイップ マイルド3,960円※
suisaiスイサイ ビューティクリア ペーストウォッシュ1,430円※
Lalaskin白玉ピーリングジェル洗顔1,650円※
プリマヴィスタプレメイクアップジェルウォッシュ2,420円(編集部調べ)※
クレンジングリサーチ EXOピールメンテナンスバブルジェルウォッシュ1,870円※
willone2WAYクリアマスクウォッシュ1,980円(編集部調べ)※
skimmeヒートブースト ポアクリア ジェル洗顔1,760円※
※マークのアイテムは撮影用サンプル、それ以外のアイテムはライター・編集部私物です。
(写真・文:吉川夏澄、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
つっぱらずにちゃんと落ちるクレンジング&洗顔はどれ!?コスメオタクが注目する2025秋冬新作クレンジング&洗顔16選
ようやく秋らしさが見えてきた今日この頃。秋花粉に乾燥、年末の繁忙期とこれからの季節に向けて、スキンケアも秋冬仕様に変えていきたいですよね。
今回のトークテーマは「秋冬スキンケア クレンジング&洗顔編」。よしかわとにしきおりが、今季気になるスキンケアをピックアップし、使い心地や使いたいシチュエーションなどを語っていきます。
プロフィール
ライター よしかわ
カラーコーディネーターの母親の影響で、小学生時代に色彩とメイクの楽しさに魅了される。学生時代はコスメ集めに夢中になり、高校卒業後はアパレル店員や化粧品業界で広報を経験。秋花粉と乾燥で揺らぎがちな秋冬は、やわらかなテクスチャーのクレンジング&洗顔でリッチに落としたい。
編集 にしきおり
初めて自分でメイクをした14歳の頃からコスメの魅力に取りつかれ、学生時代から女性向けメディアに従事。
美容系ニュースメディア、商品比較情報サイトのスキンケア部門ライターを経て、現在はマイナビウーマンでレビュー記事から取材記事、企画記事まで幅広く担当中。洗いあがりの乾燥が気になり始める季節に向けてしっとりとした洗いあがりのクレンジング&洗顔をサーチ中。
■シーンやメイクの濃さに合わせて使うタイプをチョイス
よしかわ:これまで秋冬のメイクアップ、ベースメイクを紹介してきましたが、今回はスキンケアということで、私たちが今季気になるアイテムを編集部にお迎えしました!
にしきおり:たくさんのアイテムがあるので、クレンジング&洗顔編、そして“与える”スキンケアを前編と後編に分けてお届けしていきたいと思います。では、早速クレンジングから。私はしっかりメイクの日もスピーディに落としたいので、オイルタイプがメインになりました。
まず、もともと好きなラフラの「オイルセラムクレンジング」からエイジングケア(※1)タイプが登場したということで「オイルセラムクレンジング ルビーリッチ」を選びました。初めて手に取った時は鮮やかなオレンジ色に驚いたんですけど、すぐにメイクになじんで乾燥が気にならずに落とせる「オイルセラムクレンジング」の良さはそのままに、レチノール(※2)がプラスされて、洗い上がりがよりしっとりとハリが生まれるのを感じたので、秋冬向けとして使ってみたいです。
よしかわ:ラフラのオイルクレンジングは、厚みがあって摩擦を軽減できるところも良いですよね。
にしきおり:肌に負担をかけずしっかり落とせるのでおすすめです。
もう一つ、SHIROの「ヨモギクレンジングオイル」も気になってたんです。ヨモギを感じるグリーンのオイルと、植物の恵みを思わせる深くまろやかな香りに癒されます。とろみのあるテクスチャーで、肌になじませるとスルスルと伸び広がって摩擦を気にすることなく落とせそう。
洗い上がりはしっとりとしていて“洗う美容オイル”と謳っているだけあります。センシティブな肌に向けたオイルクレンジングなので、オイルだと落ちすぎそう……と抵抗がある人にもおすすめできそうです。
よしかわ:素材のヨモギを感じる香りで、メイク落としがリラックスタイムになりそう!
にしきおり:エストの「ナーチャリングクレンジングセラム」は、初めて使った時にびっくりしたんですよ。濃く付けたアイシャドウでも、指でタップするだけでメイクが浮いてくるんです。
よしかわ:クルクルなじませないで、ポンポンとするだけで落ちちゃうなんて……。
にしきおり:すごいですよね。肌にのせただけでメイクがジュワッと浮くので、究極の摩擦レスだと思います。公式サイトにたっぷりとファンデーションをのせた肌の上にクレンジングセラムを塗布して、ハンドプレス後にすすぐだけでハンドプレスしたところのメイクがきれいに落ちている画像があるので、ぜひ見てほしいです。
よしかわ:これだけでメイクを落とせるなんて画期的!
にしきおり:もう一つ、ウルジェムというウエルシア限定で発売されているブランドの「蜜水感クレンジングセラム」をセレクトしたんですけど、これはとにかく見た目がかわいい!
よしかわ:シャンプーっぽいビジュアルで洗面台やお風呂場の雰囲気を明るくしてくれますね。
にしきおり:清潔感のある香りと厚みのあるテクスチャーは万人受けしそう。洗い上がりはみずみずしくまさに美容液で洗ったような仕上がりになります。インナードライの人に向けたブランドなので、乾燥が気になりつつもテカリも気になる人に使ってみてほしいですね。
にしきおり:軽めにメイクをする日も多いので、そういう日はジェルタイプや泡タイプを使うようにしてるんですけど、この秋いちおしなのがベネフィークの「ホットクレンジングジェル」です。これからの時期は寒さで肌が強張る感じがすると思うので、温感でほぐしてくれそう。
よしかわ:今も冷房や紫外線による夏の肌疲れが気になるので、そういう時にも良いですよね。メイクになじんで肌はもちろん、香りと感触で心もほぐしてくれる感じがします。
にしきおり:ジェルに厚みがあってクッション性もあるので、摩擦を防ぎながらメイクを落とせるのも良いですよね。
あとは乾燥さんから泡タイプのクレンジング「薬用保湿力泡クレンジング【医薬部外品】」が発売されまして、泡クレンジングってつっぱったり、メイク落ちが満足できないイメージがあったんですけど、さすが乾燥さん。泡自体にうるおいがあって、メイクをふわっと落としながら、しっとりとした肌に仕上げてくれます。
よしかわ:今日は日焼け止めだけで過ごしましたっていう日のクレンジングって何を使おうか悩むんですけど、これだったら手軽に使えそう。
にしきおり:W洗顔が不要なので洗顔として使うのもありですね。普段あまりメイクしない人にもおすすめです。
よしかわ:私は普段、オイルタイプを使うことが多いんですけど、秋花粉や乾燥が気になる時期に入るから、今年の秋冬は拭き取りタイプとバームタイプがメインになりました。
おうちに帰ってきてすぐに使いたいのがByURの「クリーンリセット ミルキー クレンジングウォーター」です。乳液のようなテクスチャーで、メイクだけでなく毛穴汚れまで浮かして、コットンで拭き取った後の肌はもっちり。今使っているフィルムタイプのマスカラもするんと落としてくれるので、手洗いうがいとこのクレンジングの3ステップは帰宅後に欠かせないルーティーンになっています。にしきおり:毛穴ケアまでかなえてくれるのはうれしいですよね。
よしかわ:バームタイプで攻めのケアをしたい時は、私の大好きなアンフィネスから登場した「スマストレッチ クレンジングバーム」がおすすめ。
濃厚なバームがとろけるように伸び広がって、メイク直し入らずに仕上げる私のメイクでもしっかりと絡め取ってくれる優れものなんですよ。
しかもスパチュラがカッサになっていて、引き上げるようにやさしく使うと、よりいきいきとしたハリのある肌に導いてくれます。
にしきおり:マッサージまでかなえてくれるなんて贅沢〜!
よしかわ:一回使っただけでもハリ感を体感できたので、使うたびにモチベーションをあげてくれるんじゃないかなって思ってます。
もう一つは守りアイテムとして選んだ乾燥さんの「薬用保湿力クレンジングバーム【医薬部外品】」で、こちらはクリームっぽい質感でメイクとなじむのが早い!肌のうるおいは残しながらもメイク汚れも皮脂も落とせてるなってしっかりと感じられます。
有効成分によって肌あれやにきびも防いでくれるので、季節の変わり目とか秋花粉で揺らいでいる時の救世主として使いたいですね。
にしきおり:乾燥さんは安心感がありますよね。
※1 化粧品効能による、年齢に応じたお手入れ
※2 パルミチン酸レチノール(ハリ付与成分)
■肌への労わりと多機能を兼ね備えた洗顔が気になる
よしかわ:続いては洗顔料。私は手軽さとやさしいタッチを求めているのか、泡タイプばかりになってしまいました。
にしきおり:年末にかけて疲れが溜まってくる人も増えてくると思うので、時短に手間が省けるアイテムを上手に使ってほしいですよね。
よしかわ:手軽さはありつつもリッチな泡で洗い上げてくれるからサボった感なく、労ってる感があるのも良いですよね。
特に肌がゆらいでいる時に使いたいのがキュレルの「潤浸保湿 泡ジェル洗顔料 【医薬部外品】」です。乾燥性敏感肌の人のくすみ(※1)悩みに着目した洗顔料で、花王ならではの濃密な炭酸(※2)泡をなじませていくと、泡がジェル状に変化するんですよ。擦らずに撫でるだけで汚れを浮かせて、洗い上がりは化粧水後のようなうるおい感が得られます。にしきおり:炭酸(※2)泡って聞くと、肌が敏感なときは避けがちでしたが、キュレルだったら安心感がありますね。
よしかわ:エイジングケア(※3)を取り入れたいときは、1,000円以下で買えるコスパ最強のなめらか本舗「薬用WR泡洗顔 ホワイト【医薬部外品】」を使いたくて。肌あれを防ぎながらくすみ(※4)と毛穴(※5)にアプローチする泡洗顔で、手を逆さにしても落ちないリッチで濃密な泡でもっちりとした肌になれます。
にしきおり:プチプラなのにお値段以上のクオリティですよね。しかもポンプ式だから本当に手軽!
よしかわ:毛穴ケアをしたい時にはPrédia BLUEの「Prédia BLUEフレッシュバブル ウォッシング ムース」に頼りたいんですよね。Prédia BLUEも自分の手では作れないほどの濃密なムースがムクムクと湧き上がってきて、包み込んでくれるようなやさしい肌あたり。
国産海泥タナクラクレイや天然ミネラル泥フライブルクファンゴなどの皮脂吸着成分、海由来の保湿成分が入っているので、つっぱることなくつるんとした肌に洗い上げてくれます。
にしきおり:Prédia BLUEのすっきりとした香りも良いですよね。
よしかわ:浄化される癒しの香りに包まれながら、スペシャルケアとして泡パックを取り入れればよりツルツルな肌を体感できます。にしきおりさんがチョイスしたSHIRORUも気になってました!
にしきおり:私の大好きな「クリスタルホイップ」に敏感肌用が登場したんですよ。「クリスタルホイップ マイルド」は、刺激を少なくするために他のタイプの泡よりもやわらかくふんわりしてて、洗浄成分もアミノ酸系洗浄成分に変更してマイルドにしたりと、うるおいバリアを残しながら皮脂汚れだけを落としてくれる仕様になっています。
せっけん系界面活性剤を使用していないので、よりふわっと肌あたりのやさしい泡でやさしく洗うことができます。
よしかわ:既存のムチッとした泡も心地良かったけど、やさしさにこだわり抜いたSHIRORUの泡も安心して気持ち良く使えそうですね。
にしきおり:あと気になったのはこちら。suisaiといえば、個包装の酵素(※6)洗顔料「パウダーウォッシュ」シリーズが人気ですが、デイリーケアではなくてスペシャルケアとして使う人が多いのだとか……。練り酵素洗顔(※7)の「スイサイ ビューティクリア ペーストウォッシュ」は、より毎日のケアとして使ってもらうために新たに登場したものだそうで、手に取るとムッチリと硬めのテクスチャーで、泡立てると泡が伸びるくらい濃密な泡ができます。
シルクコーティングした酵素を含む洗浄成分と毛穴よりも小さな二つのクレイ(※8)、皮脂洗浄成分(※9)、保湿成分が入っていて、しっかりと汚れを落としながらもしっとりとさっぱりとした仕上がりをかなえてくれます。
よしかわ:新シリーズが登場するたびに使うほどパウダータイプが大好きだったから、練りタイプも使ってみます!
よしかわ:朝洗顔で選んだのは二人ともジェルタイプでしたね。Lalaskinは、美容医療に興味はあるけどなかなか踏み出せない人に向けたファスト美容医療発想(※10)の新たなスキンケアブランドで、「白玉ピーリングジェル洗顔」は、クッション性のあるジェルテクスチャー。
低刺激な角質ケア成分として話題のLHA(※11)を配合して、保湿しながらピーリングするヒアルロン酸ビーズ(※12)が採用されているのでデイリーでやさしいピーリングをかなえてくれます。水を抱え込んだようなうるおい感とつるんとした仕上がりがメイク前にピッタリです。
にしきおり:良さそう!こんになももっちりと仕上がるのに2,000円以下でドラッグストアで買えるのはうれしいし、気軽に手に取れますね。
私はメイクノリに特化したプリマヴィスタの「プレメイクアップジェルウォッシュ」を選びまして、うるおい膜が一枚貼られたような洗いあがりが特徴です。角栓のケアもかなえながらしっかりとうるおいをキープできるので、洗顔の時点でツヤを仕込めます。
よしかわ:ベースメイクブランドから誕生したとだけあってメイクノリともちがワンランク上がりますよね。
にしきおり:これからの時期の乾燥対策にもなると思うので、ぜひ取り入れて欲しいですね。
にしきおり:スペシャルケアとして選んだ洗顔の一つ目が、クレンジングリサーチ EXOの「ピールメンテナンスバブルジェルウォッシュ」です。ピンクがかったジェルタイプなんですけど、手に取ると発泡するんですよ。洗顔としても使えるし、泡で1〜2分間パックすると、よりつるんとした肌に導いてくれます。
発泡するから擦らずにマッサージする感覚で汚れが落ちるので、摩擦も防止しつつ、泡立ての手間なく洗顔でピーリングを取り入れられる画期的なアイテムだなと思ってチョイスしました。
よしかわ:多機能な洗顔を時短で使えるなんて忙しく過ごす私たちの味方になってくれそう。
にしきおり:AHA(※13)、BHA(※14)、PHA(※15)、LHA(※16)、プラチナ混合リキッド(※17)に、さらにガラクトミセス培養液(※18)などの美容保湿成分も贅沢に配合されていて2,000円以内で購入できるのでかなりおすすめです。
willoneの「2WAYクリアマスクウォッシュ」も洗顔料にもマスクにもなるタイプで、このブランドは美容液導入型のクレンジング・洗顔シリーズを展開しているっていうのもおもしろいですよね。
よしかわ:落とすと同時に美容液を与えてくれるのは贅沢な気持ちになれる。こってりとしたテクスチャーでつぶつぶとスクラブが入っていますね。
にしきおり:これはクリア成分として二つのクレイ(※19)とソフトスクラブ(※20)によって、くすみの集中ケアができるということで、毎日の洗顔にも使えるけど、私は週に2〜3回のスペシャルケアとしてパックに使いたいなと思っています。
もう一つ、skimmeの「ヒートブースト ポアクリア ジェル洗顔」は、角栓や毛穴の黒ずみが気になるときに洗顔の後に使うスペシャルアイテムです。
よしかわ:毛穴悩みの尽きない私たち世代にとって頼りになる逸品ですよね。
にしきおり:これは温感と炭、クレイの三つで頑固な角栓にアプローチするもので、実際に手に取ってみてもポカポカと温かくなりますよ。少量でも伸びが良いし、ジェルテクスチャーだから摩擦も抑えながらケアできるのが良いですね。
よしかわ:
洗い流した後もつっぱらないので、これからの乾燥の季節でも気にせずにケアできそう。角栓によるザラつきとか黒ずみが気になる時のスペシャルケアにもってこいですね。
※1 皮脂などの汚れにより、くすんで暗くみえること
※2 炭酸ガス(噴射剤)
※3 年齢に応じたお手入れ
※4 古い角質による
※5 毛穴の汚れを落とす
※6 洗浄成分
※7 酵素洗顔:酵素(洗浄成分)配合の洗顔料のこと
※8 モロッコ溶岩クレイ、カオリン
※9 ラウリン酸、水酸化K
※10 皮膚科学をもとに開発した化粧品で健やかな肌を保つこと
※11 10-ヒドロキシデカン酸(整肌成分)
※12 (PEG-9ジグリシジルエーテル/ヒアルロン酸Na)クロスポリマー(保湿スクラブ剤)
※13 リンゴ酸、乳酸、グリコール酸(角質ケア)
※14 サリチル酸(角質ケア)
※15 グルコノラクトン(角質ケア)
※16 カプリロイルサリチル酸(角質ケア)
※17 白金(保湿)
※18 保湿
※19 ホワイトクレイ(カオリン)・海シルト(皮脂吸着)
※20 グルコマンナンスクラブ(汚れ・皮脂押し出し吸着)
秋冬の“落としもの”は乾燥を防いで肌あたりの良いものは絶対条件の二人。やさしく洗いあげつつも機能面も欲張って、落とすケアからスキンケアを楽しみたいという共通点がありました。次回はスキンケアの中でも“与えるケア”に絞って新作コスメを紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね。
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■今回の登場アイテム
ラフラオイルセラムクレンジング ルビーリッチ3,630円※
SHIROヨモギクレンジングオイル6,050円※
エスト ナーチャリングクレンジングセラム4,400円
ウルジェム蜜水感クレンジングセラム1,738円※
ベネフィーク ホットクレンジングジェル3,960円※
乾燥さん薬用保湿力泡クレンジング【医薬部外品】1,430円※
ByURクリーンリセット ミルキー クレンジングウォーター2,420円
アルビオンアンフィネス スマストレッチ クレンジングバーム5,280円
乾燥さん薬用保湿力クレンジングバーム【医薬部外品】2,200円※
キュレル潤浸保湿 泡ジェル洗顔料 【医薬部外品】2,090円(編集部調べ)
なめらか本舗薬用WR泡洗顔 ホワイト【医薬部外品】990円※
Prédia BLUEフレッシュバブル ウォッシング ムース3,080円※
SHIRORU クリスタルホイップ マイルド3,960円※
suisaiスイサイ ビューティクリア ペーストウォッシュ1,430円※
Lalaskin白玉ピーリングジェル洗顔1,650円※
プリマヴィスタプレメイクアップジェルウォッシュ2,420円(編集部調べ)※
クレンジングリサーチ EXOピールメンテナンスバブルジェルウォッシュ1,870円※
willone2WAYクリアマスクウォッシュ1,980円(編集部調べ)※
skimmeヒートブースト ポアクリア ジェル洗顔1,760円※
※マークのアイテムは撮影用サンプル、それ以外のアイテムはライター・編集部私物です。
(写真・文:吉川夏澄、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)