【いて座新月の過ごし方】「自由で大胆、かつポジティブ」な自分をスタートさせよう!|2025年12月20日
こんにちは。占い師の結唯るうかです。ここ最近、仕事でも恋愛でも、どこか胸がそわそわしていた人、多かったんじゃないでしょうか。「ちゃんと意見を言わなきゃ!」と自分を追い込んでみたり、逆に「もう全部やめてしまいたい……」と投げ出したくなったり。心の中に落ち着く場所が見つからないような時間が続いていたかもしれません。
でも、そんな迷いを抱えたままでも大丈夫。2025年12月20日のいて座新月は、自分らしい年末の願い事を宇宙に届ける絶好のチャンス。そんな日について星読みでお話しします。
■いて座新月は「自由に、ポジティブなスタート」のメッセージ
まずは、ちょっとだけ振り返りからいきましょう。12月5日のふたご座満月あたりから、あなたの頭はずっと「フル回転モード」だったはずです。ひらめきは冴えるし、考えようと思えばいくらでも考えられる。でもそのせいで、考えなくていいことまで考えてしまって、「あれ?なんでこんなに焦ってるんだっけ?」みたいな状態にもなりやすかった時期です。
仕事では「結果を出したい!」という気持ちと、「でも、この道のままで本当にいいの?」という迷いが同時進行して、「もういっそ辞めちゃおうかな……」なんて極端な結論を出しそうになった瞬間もあったかもしれません。恋愛面でも、相手の本心を読み違えてしまったり、「それ今言わなくてよくない?」という一言をうっかり放ってしまったりして、自分でも空回りを感じていたところがありそうです。
でも、そこから月はゆっくりと場所を変え、12月20日にはいて座の位置へ。ここから始まるのが「いて座新月」。
このいて座新月は、ふたご座満月の「考えすぎてしまうモード」とは真逆で、「よし、ここからポジティブに始めよう!」というスタートダッシュのエネルギーをくれます。
それが一年の締めくくりのタイミングで起きるわけですから、まるで星たちが「ほら、背中押してあげるから、もう一歩!」と言ってくれているみたいな時間です。バタバタして落ち着かなかった師走が、「なんとかなるっしょ」「とりあえずやってみよう!」という、前向きで楽観的な気持ちに切り替えていくような感じ。
そもそも、いて座のキーワードは「自由」「探求」「冒険」「直感」「正直さ」など。太陽星座や月星座(※)にいて座を持つ人は、チャレンジ精神が旺盛で、思い立ったらすぐ動けるフットワークの軽さを持っていることが多いです。これから迎える「いて座新月」は、そんな“いて座らしさ”が主役。自由でポジティブで、「ちょっとくらい失敗しても、そのほうが人生おもしろいじゃん」と笑えるようなエネルギーが、あなたの中にすっと流れ込んでくるタイミングでもあります。
(※)太陽星座はメインの星座。
月星座は生まれた時に月が位置していた星座のこと。太陽星座は自分が意識できる特性、月星座は無意識(内側、潜在的)の特性を表します。
■いて座新月に「願い事」をするなら?
星読みの世界では、「新月と満月に合わせて月に願い事をする」のが基本のルール。新月には新しく叶えたいことを月にお願いし、満月には感謝を伝える。そして、まだ叶っていないことがあれば、また新月に願い直す。そんなサイクルで、少しずつ現実を動かしていきます。
なかでも「いて座新月」で意識したいのは、ポジティブかつ自分主体の願い事。「◯◯さんがこうしてくれますように」ではなく、「私はこうしていきます」という、自分の行動や選択にフォーカスした願いにしましょう。
つい現実的な内容に落ち着かせたくなるかもしれませんが、いて座新月においては、そうしたブレーキを一度外してみてください。むしろ「ちょっと大胆すぎるかな?」くらいのスケール感のほうが、いて座らしいのです。
ですから、願い事を書くときは、「〜したい」よりも「〜する」と言い切ることを意識してみてください。仕事なら「このプロジェクトを成功させる!」、恋愛なら「私はすてきなパートナーと出会う!」という感じで、自分の未来を決めてしまうイメージです。
いて座は、海外や旅とも縁が深い星座なので、「旅先ですごいご縁に恵まれる!」「海外とのつながりが広がる!」なんて願い事も相性がいいですよ。
■いて座新月はどう過ごす?仕事運・恋愛運を上げる方法
ポジティブな運気がぐんぐん高まるいて座新月のときは、とにかく「頭でこねくり回すより、まず一歩!」が開運につながります。
考えても答えが出ないことは、いったん保留にして動いてみる。最初から「どうせ無理」って決めつけず、「もしかしたら、うまくいくかもしれない」と可能性に賭けてみる。
「世界って案外、明るいほうに転ぶよね」と信じて動いてみることが、とても大事なタイミングです。
◇仕事運を上げたい人は「自分の可能性の枠を広げる」意識を
仕事運を活かしたいなら、「自分の可能性の枠を広げること」を意識してみてください。ずっと心の片隅で温めていた企画を思い切って提案してみるのもいいし、「もっと良くできることはないかな?」と新しいアイデアを探してみるのも良いでしょう。ドラマに出てくる、いわゆる「デキる人」を、少し大げさなくらい演じてみるのもアリです。
この時期は直感も冴えているので、「あっ」とひらめいたことはすぐメモを。後から振り返ったとき、「あの時のひらめきが、大きな仕事につながったんだよな……」なんて展開も十分ありえます。
◇恋愛運を上げたい人は「自分に素直に」
恋愛面では、「自分に素直」がいちばんの開運キーワード。ふと「会いたいな」と思ったら、「会いたいんだけど、いつ会える?」とストレートに連絡してみる。
理想の関係性があるなら、「こういう関係になれたらうれしいな」と、少し勇気を出して言葉にしてみる。
パートナー募集中の人にとっては、出会い運がふわっと持ち上がるタイミングでもあります。気になる人が現れたら、「向こうから来てくれないかな」と待つより、自分から連絡先を聞いてみて。もしご縁が結ばれなかったとしても、いて座新月の時期なら、「あれも一つの経験だったな」とわりと軽やかに手放せるはずです。
■2025年ラストスパートは、「未来モード」の私で!
年末にいて座新月が起こるなんて、「今年は家でぬくぬく寝正月でいいや〜」とは、なかなかいかないかもしれません。
むしろ、ここから年末に向けてギアを一段上げて、行動力もモチベーションもグッと高めていきたいタイミングです。「来年の私は、どんな景色を見ていたい?」と、未来に向けて視野をぐーんと広げていきましょう。
(文:結唯るうか、イラスト:渡邊桜)