“クボメイク”の久保雄司が18年春夏トレンドメイクを予想 - 広範囲チーク&質感出しリップが流行!?
“クボメイク”でおなじみのヘアメイクアーティスト・美容師の久保雄司が2018年春夏のトレンドメイクを予想。KANEBO(カネボウ)の2018年春夏新製品発表会にて、KANEBO新作コスメを取り入れた注目のメイク方法を紹介した。
2018年春夏は広範囲チークが流行る!?メイク順を変えるだけで顔が変わる!?
可愛いけど色っぽい“おフェロ顔”や“うぶバング”など、新しいメイク・ヘアスタイルを提案し続けている久保雄司。表参道美容室 SIX代表としてサロンワークを行いながら、人気モデルなどのヘアメイクも担当している。彼が手掛けるメイクは“クボメイク”と呼ばれ、トレンド顔になれると10代~20代を中心に注目を集めている。
そんな久保雄司が、2018年春夏に流行るメイクを大胆予想。2015年から過去3年間のトレンドを振り返るとともに、今季注目のコスメも紹介する。
<肌>パウダー ファンデーションブーム再来!?仕込みチークテクも
リキッド ファンデーション、クリーム ファンデーション、そして2017年のクッション ファンデーションの大ブームに伴い、若干勢いが落ちてきていたパウダー ファンデーションが再び熱い!と久保は予想する。
進化したパウダーは、従来の印象とは異なりツヤが出るため美肌に仕上がるそうだ。
オススメはブラシを使って塗布すること。パフを使う場合も、端をつまむように軽く持ち、ブラシのようになでるように肌になじませると良いという。
また仕込みチークの方法も紹介。KANEBO「カネボウ ラスターカラーファンデーション」のピンクをチークをのせる部分に仕込んでおくと、自然な血色感のある肌が作れるという。
<目元>柔らかカラーで作る囲み目、眉毛はふさふさでも軽く
2016年から火が付いた目元&眉毛に強さを持たせたメイク。2016年には太眉ブームが巻き起こり、マスカラ・アイラインも強めに。目元のポイントメイクブームが続くも、2017年は控えめカラーで目の下まで色を差す囲みアイシャドウが流行した。
2018年は過去2年の傾向を受けつつも、少し控えめなアイメイクが主流の兆し。囲みアイシャドウも優しいカラーを使い、落ち着きのあるアイメイクを“クボメイク”ではオススメする。
久保が教えてくれたのは、KANEBOの単色アイシャドウ「カネボウ モノアイシャドウ」を使ったアイメイク法。ポイントはレイヤードだ。
はじめに、02 ウォームブラウンを指でとり上まぶた全体に広げる。まぶたにのせる前に一度手の甲にアイシャドウをバウンドさせてのせると、ベタっと色が付かずキレイに仕上がるそう。そしてのせる順番も大切。まずは中央にのせ、アイシャドウを塗布する高さを決定。
その後左右にスワイプするように広げると、美しく色がのるそうだ。
1度で控えめに、2度重ねるとほんのり鮮やかに。重ねて使っても「カネボウ モノアイシャドウ」は派手になりすぎないので、オフィスシーンでも2度塗りでOKとのこと。
さらに、久保は本来頬にのせるチーク「カネボウ モノブラッシュ」も目元にレイヤード。01 ピーチピンクを重ねるとニュアンスが出て、より洗練された目元に仕上がるそうだ。
<リップ>アイメイク後はリップ!メイク順を変えるだけで完成顔も変わる?
久保が今ハマっているメイク方法として紹介したのは、メイク順番を変える方法だ。本来ベースメイクを仕上げたら、目元、頬、口元と進めるのが一般的だろうが、ここで一工夫!目元の後に口元、最後に頬と仕上げると、抜け感が生まれてより今っぽい顔が簡単に出来るという。
発表会では、「カネボウ モイスチャールージュ」の新色08 バーンレッドを使用。
濃密な塗り心地で唇にピタッと密着するこのリップは、直塗りがオススメだそう。
また1本のリップスティックでも塗り方次第で、幅広いメイクが楽しめるという。
1:指でポンポン塗り→淡い発色で優しい印象
2:リップで唇の上をポンポン→指でポンポンと塗るより発色がよくなる
3:リップを唇の上でスライドさせる直塗り→リップそのものの発色が楽しめる
4:唇の形を縁取る→より大人っぽく洗練された印象に
と4つの方法を教えてくれた。今季は、質感を出すのもポイント。赤リップが流行った2016年、茶味がかかった赤がキーカラーとなった2017年とは変わり、パキっとした発色よりも質感に注目が高まるという。唇そのものをきれいに魅せる質感発色で上質なリップメイクを完成させるのがトレンドとなりそうだ。
<頬>明るい色で仕上げる広範囲チーク
チークを頬の高い位置にのせた“おフェロ”メイク(2015年)以降、やや控えめになっていた頬のメイクだが、2018年久しぶりに明るいチークに注目が集まりそうだ。
久保が提案したのは、明るい色で仕上げる広範囲チーク。
ピンクからサーモンピンクの明るい色で、こめかみ横から頬骨下まで大きく広げる。またSNSやセルフィの流行に伴い、特に若い世代の女子は、正面だけでなく自分の横顔にも興味が生まれ、サイドに色の頂点をおいた進化系チークが流行するのではないかと予想。
ブラシでチークを手にとったら、こめかみ横に先端を合わせ徐々に中央へ向かって伸ばしていく。目元、口元にも色味をのせているので、頬はサイドに色をのせた方が全体のバランスが取れ、洗練された顔に仕上がるという。
久保が発表会で使用したのは、「カネボウ モノブラッシュ」02 ガーネットレッドだ。目元と同じ質感の濡れたようなツヤを生むチークは、テクニック要らずで優しい表情を作り出せるという。
【詳細】
久保雄司使用アイテム:KANEBO 2018年春夏メイクアップ
発売日:2018年2月9日(金)
■目元
・カネボウ モノアイシャドウ 02 3,200円+税
・カネボウ モノブラッシュ 01 3,200円+税
■頬
・カネボウ モノブラッシュ 02 3,200円+税
■口元
・カネボウ モイスチャールージュ 08 3,500円+税
【問い合わせ先】
カネボウインターナショナルDiv.
TEL:0120-518-520