「なんか汚い・・・?!」気になる爪周りのセルフケアの要注意ポイント
「あれ?やばっ!手に垢でてる!」なんてこともありえるのが、夏の落とし穴。しかも手には、手のひら以外にも垢が出る場所があることをご存知でしょうか?そう、爪周りです。普段「甘皮」と呼んで処理している爪の上のモヤモヤ。どんなに素敵な女性でも、垢が出てるんじゃ女として残念。ぜひともケアしていただきたい部分なんです!
今回は15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの筆者が、「セルフでケアするなら気をつけて欲しい、手肌や甘皮周りのケアポイント」についてお伝えします。
■◇甘皮周りでプロが処理しているもの
指をしげしげと観察してみると、爪の生え際周りが白くモヤモヤしていてなんか汚い!そう、それが甘皮です。
でもこの甘皮は、新しく爪が生えてくる場所を守っている部分。なので、無理に取ってはいけないものなんです。
プロが処理しているあの「爪の上の白いモヤモヤ」は、実は甘皮ではなく、「ルースキューティクル」。爪が生えてくる時に発生する「余分な角質」なんです。お風呂に入ってふやけるとボロボロと取れてきたりします。ルースキューティクルはふやけると、臭いの原因になる場合もあるのでケアが大切ですが、実は注意点も多いのです。
■◇やりすぎは要注意
「余分な角質」であるルースキューティクルは、新しい爪が生えてくるときにいっしょに付いてくるもの。つまり、ルースキューティクルが生えてくるあたりには、新しい爪の赤ちゃんがいるということ。
ここが傷ついたら大変です。
特に爪周りのいじりすぎで多いのが「爪周囲炎」。甘皮周りをいじりすぎて赤く腫れてしまう状態です。真っ赤に腫れた爪周りじゃかわいいネイルも魅力半減です。
■◇自分でやるなら
爪周りを日ごろから自分でケアするのは、とても大切なことです。でも、注意点をしっかり覚えてからにしましょう。爪周りの白いモヤモヤは、お風呂でしっかりふやかしてから、ガーゼで優しくクルクルして取る程度にすること。そして、乾いた状態でガシガシ刺激しないことや、無理に甘皮をギューギューと押し上げたりしないことが大切なポイント。
クセで爪周りを強い力でいじってしまう人は、なるべくネイルサロンへ行って、ケアだけでもプロにやってもらうようにすると、キレイを保てます。
■◇おわりに
爪周りをいじるクセがあったり、「爪周囲炎」があったりすると、変形してデコボコした爪が生える原因になることがあります。
汗で肌がふやけやすい夏は、爪周りの皮膚もふやけていじりやすく細菌も繁殖しやすいので、爪周囲炎が増えやすい季節。手は人目につきやすい場所でもあるので、いじりすぎないように気をつけてくださいね。(川上あいこ/ライター)
(ハウコレ編集部)