美容師のテク!不器用さんでもきれいに切れる、「前髪セルフカット」のポイント
■■家にあるハサミでも大丈夫?
プロがもっている高価なハサミである必要はありませんが、なるべくなら100均の安物のハサミではなく、ある程度よいものでカットしましょう。その方が、仕上がりがキレイになります。
そのほかには、柄のついた目の細かいクシと、サイドの髪をまとめるためのヘアクリップを用意しましょう。クシで前髪をきれいにとかすことで1本1本の髪の毛がととのい、カットがしやすい状態に。ヘアクリップは、サイドの髪を間違えて切ってしまわないために欠かせません。
■■切るときは必ず乾いた髪で!
自分で前髪を切ったときのありがちな失敗は、切り過ぎてしまうこと。美容院ではシャンプーのあとに髪をカットする場合がほとんどです。そのため、自分でも切るときも髪をぬらしてから切っていませんか?実は髪がぬれた状態だと、乾いた髪よりも少し長くなってしまいます。ぬれた状態ではちょうどよい長さでも、乾いてしまうと切り過ぎの状態で思い描いたイメージとはかけはなれたものに・・・。自分で前髪を切る場合は、必ず乾いた状態で切るようにしましょう。
■■前髪のブロッキングを忘れないで
自分で切ると前髪のサイドの髪もいっしょに切ってしまうことも、不器用さんがやりがちな失敗。サイドの髪を切ることをふせいだり、前髪の量を決めたりするのにブロッキングは欠かせません。髪の分け目を三角形の頂点を考えて、サイドの髪をクシでとかして、ヘアクリップでブロッキングしましょう。
分け目をクシの柄のの先でとかすように髪をさいていくのが、ブロッキングを成功させるポイントです。
■■ハサミは縦にして少しずつ切ろう
ほんの少しだけ切るつもりが、ハサミを横に入れたことで、思いのほかバッサリ切ってしまうことってありますよね。切り過ぎを防ぐためにも、ハサミは必ず縦にして、少しずつ切っていきましょう。そうすることで、髪の微調整もしやすく自然な仕上がりの前髪になります。上手に切るポイントは、前髪をもちあげてハサミを縦にして、下の方から少しずつ切っていくことです。下の方のカットが終わったら、上の方を少しずつ切っていきましょう。
■仕上がりは横からもチェック!
最後に鏡で仕上がりをします。正面だけでなく、別の鏡を使って横もチェックしましょう。
人からは正面だけでなく横も見られています。完璧な前髪を作るためにも、横からのチェックも忘れないようにしましょう。(okier.1205iho/ライター)
(ハウコレ編集部)