すっぴん美人はここが違う!スキンケアの基本は洗顔にあり!
しかし、間違った方法で洗顔すると肌に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。美しい素肌の基本となる洗顔方法を解説します。
■■洗顔は朝と晩の1日2回
肌を外部の刺激から守ったり、肌内部の水分が蒸発しないようにしたりしているのが「肌のバリア機能」です。バリア機能は表皮の表面の薄さわずか0.02mmほどの角層が担っています。
ポイントになるのが肌表面の皮脂膜。皮脂膜は皮脂と汗から作られますが、洗顔で簡単に流されてしまい、バリア機能を担っている角層が傷ついてしまうので注意が必要です。肌のバリア機能を正常に保つためにも、洗顔は基本的に朝と夜の1日2回にとどめておきましょう。朝メイクをする前と入浴時に行うのがおすすめです。
■■洗顔フォームは使用方法に注意!
多くの人が洗顔時に使用している洗顔フォーム。洗顔フォームのメリットは汚れをしっかり落とすことと使いやすいことです。
しかし、汚れを落とす効果が高いということは皮脂膜も落としやすく、肌への刺激も強くなるということも覚えておきましょう。洗顔フォームを使用するときは、肌に触れている時間をできるだけ短くし、すすぎは必ず20回ほど行うようにしてください。
肌の弱い人は、刺激が少なく洗い流しやすい固形石鹸がおすすめです。
■■美肌を作る正しい洗顔の方法
それでは、正しい洗顔の方法を説明しましょう。
まず、ホコリやゴミを洗い流し、肌を保護するためにぬるま湯で予備洗いをします。汚れは石鹸の泡で落とします。
石鹸(洗顔フォーム)と少量の水を手に取り、手のひらで卵2個分くらいになるまでしっかりと泡立てましょう。
次に皮脂の分泌の多いTゾーンや小鼻のまわりに泡を乗せ、くるくると優しく洗います。このとき力を入れないように注意しましょう。それ以外の部分は軽く泡を乗せる程度でOKです。洗い終わったら、すすぎ残しのないようにぬるま湯でしっかりと洗い流します。
■■洗顔後はすぐに保湿ケアを!
洗顔や入浴後は肌の水分が蒸発しやすい状態です。そのため、洗顔後はできるだけ早く、遅くとも5分以内に保湿ケアを行ってください。保湿は保湿化粧水をたっぷりと肌に浸みこませ、肌の上から手のひらでプッシュしてなじませます。
その後、水分の蒸発を防ぐために、乳液やクリーム、保湿剤などを塗るのを忘れないようにしましょう。
■■洗顔で目指せ!すっぴん美人
潤いのある素肌のためには朝晩の洗顔が基本。汚れを落とすことは大切ですが、肌への負担をできるだけ減らすことがポイント。正しい洗顔方法を身に付けて、すっぴん美人を目指しましょう!(harunatsu/ライター)
(ハウコレ編集部)