2016年8月30日 21:42
ダイエット中にはつきもの?ツラい便秘を解消する正しい方法
腸内の善玉菌を増やして腸内環境をととのえるためには、生きたまま腸まで届く乳酸菌などの善玉菌を多く含む「プロバイオティクス」食品を毎日食べることが大切です。プロバイオティクス食品には、プロバイオティクスタイプのヨーグルト、キムチや漬物、納豆などがあります。
他にもオリゴ糖は、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす働きをします。オリゴ糖を含むバナナやハチミツ、みそや醤油、タマネギ、キャベツ、ゴボウなどをいっしょに食べるといいでしょう。
■食物繊維が欠かせない理由
食物繊維は、便秘の解消や予防に欠かせない栄養素です。食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」があります。
不溶性食物繊維は、腸内で水を吸って膨張します。腸内で膨張することで腸壁が刺激され、腸の「ぜん動運動(便を前に押し出す機能)」が活発になります。
また、便の水分量を調節して排便しやすい硬さに調整するのも、不溶性食物繊維の特徴のひとつです。一方、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって、腸内環境をととのえてくれます。
不溶性食物繊維を多く含む食品には、根菜類などの野菜、イモ類、豆類など、水溶性食物繊維を多く含む食品には、バナナやリンゴなどの果物、海藻類、きのこ類などがあります。