ブラッシングは女子のたしなみ!日頃のひと手間でさらつやヘアに。
1日1度しかブラッシングをしないのはもったいない!さらつや美髪を保つために、正しいブラッシングをマスターしましょう。
■■天然トリートメントの効果が!?
ブラッシングには髪をととのえる効果だけではなく、髪の汚れを落としてくれるというメリットがあります。細い髪に絡まりやすいフケやほこりは、放っておくと臭いの原因になったり、髪を傷めたりといいことなしですが、それらはすべてブラッシングで落とすことができます。
またブラッシングすることによって、頭皮から分泌されている皮脂が髪全体に行きわたって、天然トリートメントになります。頭皮を適度に刺激してくれるため、血流の流れをうながし、薄毛予防も期待できますよ。
■■毛先、頭皮、後頭部の順に
せっかくのブラッシングも、やり方を間違えると逆効果です。
根元から毛先を一気に・・・なんて言語道断!毛先・頭皮・髪全体の順番が基本です。
まずは毛先。頭皮が引っ張られないよう片手で髪を押さえながら、やさしくほつれをほどきましょう。次は頭皮です。斜め45度の角度で頭皮にブラシを当てて、汚れを落とすイメージでとかします。最後に後頭部にブラシを持っていき、下から上に向かって髪全体をとかしましょう。
キューティクルの流れに逆らわず、ゆっくりとかすことを心がけてください。
■■1日3〜4回がベスト!
ブラッシングは1日に何度行っても構いません。
おすすめは、朝・昼・晩の3~4回。シャンプー前に行うと、汚れが落ちやすくなって効果的です。また、昼休みなどにブラッシングすると、髪がととのうだけでなく、頭皮の血流がよくなりリフレッシュ効果も期待できます。
注意点として、濡れた状態の髪はとてもデリケートなので、ブラッシングには不向きです。逆に傷めることになってしまうので、きちんと乾かしてからブラッシングしましょう。
■■目のあらいブラシを選ぼう
仕上がりが変わるため、ブラッシング専用のブラシは必須です。材質によって特徴があり、価格も異なります。ロールブラシではなく、目のあらめのものがおすすめです。
ブタやイノシシなどの動物の毛を使ったブラシは、やわらかいため頭皮や髪へのダメージが少なく、髪にツヤが出るのが魅力です。きめが細かいので手入れは少し大変です。
ナイロン製、ポリエチレン製のものは、手頃な価格で手入れも簡単ですが、ものによっては静電気が起こりやすく、髪を傷める原因になります。木製のブラシは、目があらいので髪が絡まりにくく、静電気も起きにくいですよ。天然素材を使ったものがおすすめです。自分にあったものをよく考えて選びましょう。
■■日々のひと手間で美髪を作ろう
「髪は女の命」という言葉があるほど、女性にとっては大切な髪の毛。日々ちょっと時間を割くだけで、髪をきれいにすることができるのがブラッシングの魅力です。
ぜひ試してみてくださいね!(山崎りつ/ライター)
(ハウコレ編集部)