ズボラさんでもご安心!お手軽すぎる「朝バナナ」ダイエットのあれこれ
今回は、朝バナナダイエットのやり方と仕組みを詳しく解説していきます!
■なぜ「生のバナナ」なの?
朝バナナダイエットとは、朝食の代わりに生のバナナを「よく噛んで食べる」というシンプルなもの。昼食や夕食の食事内容は、「普通でよい」というとってもお手軽なダイエット法です。
なぜバナナかというと、果肉がやわらかいので消化と吸収がよく、胃や腸の負担が軽くなるためです。胃腸のはたらきがよくなって、脂肪分解が活発になることが期待できますよ。
また生のバナナがいいのは、消化酵素が熱に弱いためです。よく噛むのは、時間をかける方が満腹中枢の刺激により、満腹を感じやすくなるからですよ。
■常温の水を飲もう
朝バナナダイエットのポイントとしては、バナナを食べるときに「常温」の水を飲むことです。
水を飲むのは、水の量で満腹感につながるという利点だけでなく、バナナに豊富に含まれている「不溶性食物繊維」という食物繊維がが関係しています。
不溶性食物繊維は、水分によって大きくふくらむ性質があるので、水を飲んで食物繊維をふくらませることが大事です。冷たい水では胃腸の機能が低下する可能性があるので、「常温」の水を飲みましょう。
■万能すぎる!バナナのメリット
バナナは、ゲル状になる「水溶性食物繊維」も多いので、コレステロールの増加をおさえたり腸内で便の動きをスムーズして便秘を改善したりと、魅力的な作用をもつ果物です。
便秘が改善して腸内環境がよくなると、胃腸の動きが高まるので、消化吸収がよくなり、脂肪の分解も期待できます。
また、バナナに含まれる栄養素のうち「カリウム」というミネラルは、排尿をうながしてむくみを解消し、「ビタミンB2」は脂肪の燃焼などに役立ちます。
■睡眠の質にも気をつかって
朝バナナダイエットの効果をより高めるには、規則正しい生活を送り、過度なストレスを少なくし、質のよい睡眠をとることが大切です。不規則な生活や強いストレスは、自律神経のバランスを乱し、胃腸の働きを悪くしがちです。
また、夜の12時前後(22時~2時ごろ)に分泌される成長ホルモンは、脂肪の分解にも関係しているホルモンで、睡眠不足になるとこのホルモンの分泌が低下して太りやすくなります。
食べた物が消化されるには2~3時間かかるので、夕食は就寝の3~4時間前には済ませてしっかり眠りましょう。
■明日から実践しよう!
朝バナナダイエットは、胃腸の動きを改善して消化吸収をよくし、脂肪を分解する能力を高めてやせるダイエット法です。朝バナナダイエットのやせる仕組みを理解して、焦らずゆっくり実践しましょう。(みゆみ/ライター)
(ハウコレ編集部)