2016年9月2日 11:07
「ぬるま湯」で「やさしく」が正解!大人ニキビを防ぐ洗顔法とは
気が付くとポツっとニキビができていた、なんて緊急事態!10代の頃の思春期ニキビに対し、20代以降のニキビは大人ニキビと呼ばれています。しかもその実体は、思春期ニキビとはまったく性質が異なるもの。
大人ニキビを防止するために、正しい洗顔を心がけましょう!
■思春期ニキビと大人ニキビの違い
思春期ニキビの原因としてあげられるのは、皮脂の過剰分泌です。皮脂が毛穴に詰まることによって、ニキビの原因となる「アクネ菌」などの雑菌が繁殖します。そのため、皮脂の分泌の多い鼻からおでこにかけてのTゾーンに多く見られるのが特徴です。
それに対し、大人ニキビは「ターンオーバー(肌の新陳代謝)」の低下によって、古い角質が毛穴にたまることが直接的な原因です。大人ニキビは皮脂の多いTゾーンよりも、頬やアゴや口の周りにできやすい特徴があります。
■ターンオーバーが乱れる原因
肌の細胞は表皮の底の「基底層」で作られ、徐々に表面に押し上げられ、28日~56日程度で自然にはがれ落ちます。ターンオーバーが乱れると、古くなった角質がはがれ落ちずに残ってしまい、大人ニキビの原因になるのです。
ターンオーバーの乱れは、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、栄養のかたよりなど、さまざまな原因によって起こります。