「冷やし化粧水」で日差しの肌ダメージを防ぐ!効果とやり方
今回は、紫外線対策と一緒に取り入れたい、「冷やし化粧水」の効果とやり方について解説します。
■肌の温度上昇が老化やトラブルの原因に
日差しには、紫外線以外に近赤外線が含まれています。近赤外線は肌の温度を上昇させ、その影響で肌のコラーゲンにダメージを与え、シワやたるみの原因となる温度老化を引き起こしてしまいます。
また、紫外線はお肌の老化をうながすというデータもあるそうです。特に日差しが強い季節、紫外線と温度上昇をきちんと防いでくださいね!
■「冷やし化粧水」でお肌のクールダウン
お肌のクールダウンには、後で詳しく説明する「冷やし化粧水」が効果的です。
お肌をクールダウンすることにより、日差しに含まれる近赤外線で上昇した肌の温度を下げ、温度老化をおさえることができます。
また肌を冷やすことで、シミの原因のひとつであるヒスタミンという物質がおさえられるので、シミの防止も期待ができます。汗による脱水やエアコンの影響で乾燥もしやすい時期、化粧水をたっぷり使って乾燥も一緒に対策していきましょう。
■「冷やし化粧水」のやり方
ほとんどの化粧水は常温保存を想定して作られているため、化粧水のボトルごと冷蔵庫にしまうと劣化してしまう可能性があります。化粧水は使う分だけ冷やすのがおすすめです。
やり方としては、保冷材や氷を用意し、化粧水をたっぷりしみ込ませたコットンを保冷材で冷やしながらパッティングします。頬などの毛穴や赤みが気になる部分は冷やしたコットンでパックするのもおすすめです。
また、太い血管のある首や耳横も合わせて冷やすと顔の皮膚温度も下がり、効果的です。
■注意したいポイント
化粧水によっては温めたほうが浸透しやすく、冷やすと本来の効果が下がってしまうものあるので、使っている化粧水に合わせて取り入れてみてください。肌の冷やしすぎによる血管の拡張によって、赤ら顔になることもあります。
冷やすのは自分が気持ちいいと感じる程度におさえましょう。肌に手で触れてひんやりとしたのを感じられるくらいが丁度いいです。
■すぐに実践してみよう!
夏休みのレジャーなどで外に出ることも多く、普段よりも日差しを浴びてしまう量が一段と増える季節。冷やし化粧水を取り入れて、日差しによるダメージを癒してみてはいかがでしょうか?(halmn/ライター)
(ハウコレ編集部)