固形石けんvsボディソープ、優秀なのはどっち?
今回は、固形石けんとボディーソープを比較してみました!洗浄力や刺激性、コスパなどに、どのような違いがあるのでしょうか。
■☆主成分が違う!?洗浄力を比較
固形石けんとボディーソープでは、主成分が異なります。固形石けんの主成分は「脂肪酸ナトリウム」。脱脂力・殺菌力が高く、汚れ落ちがいいのが特徴です。
一方でボディーソープの主成分は、「脂肪酸カリウム」。脂肪酸ナトリウムに比べて洗浄力で劣る上に、ボディーソープは全体の7割が水分で構成されています。
洗浄力を求めるなら、固形石けんがベターと言えそうですね。
■☆お肌にやさしいのはどっち?刺激性を比較
固体石けんとボディーソープでは、肌への刺激性にほとんど差はありませんが、どちらかというと脂肪酸ナトリウムが主成分の固形石けんの方が、低刺激といわれています。
しかし現在売られているボディーソープの多くは、原料や保湿成分、香料などにとてもこだわって製造されています。お肌と同じ成分を配合したものや、それぞれの肌質・体質に適した商品がそろっているのも事実。
刺激性においては、一概に優劣をつけるのは難しそうです。
■☆使いやすさやとコスパの良さを比較
使いやすさで比較すると、手やタオルで泡立てる手間が少ないボディーソープの方が使いやすく、便利といえるでしょう。石けんだと、使い続けて小さくなると、使いにくくなりますよね・・・。
でも、コスパの面では固形石けんの方がすぐれていると言えそうです。まず一般的な固形石けんは、1個あたりの価格が安いのが魅力。
また少量の水を加えるだけでよく泡立つため、消費の速度も遅いといえます。
さらに、ポンプ式のボディーソープにありがちな「出しすぎ」の心配もないので、こちらは石けんに軍配が上がりそうですね。
■☆環境にやさしいのは?エコ比較
環境にやさしいのは、言わずもがな、固形石けんでしょう。固形石けんのパッケージの多くには、紙が使用されています。また、捨ててもかさばらず、多くのゴミを出すこともありません。一方、ボディーソープのほとんどには、プラスティック容器が使用されています。使用後にボトルごと新しく買い替えている方は、なるべく詰め替え用を利用するよう心がけてくださいね!
エコに気をつかってこそ、一流の女子。「私には関係ない・・・」なんて思わずに、ボディーソープを購入する際は注意しましょう。
■☆毎日使うものだから、好みのものを!
固形石けんやボディーソープは、毎日使用するものだからこそ、自分が求める成分やフレーバー、使用感で選ぶことが1番。洗顔は石けん、体はボディーソープなど、洗う部位によって使い分けるのもよさそうですね!(くみこ/ライター)
(ハウコレ編集部)