ビューティ情報『腰痛の専門医が教える「動かして治す!“腰痛借金”の返し方」』

2018年10月29日 11:00

腰痛の専門医が教える「動かして治す!“腰痛借金”の返し方」

腰痛の専門医が教える「動かして治す!“腰痛借金”の返し方」


「全国で約3,000万人の腰痛持ちがいるとされ、国民病ともいわれる腰痛。その解消には正しい知識を持つことが重要です」

そう語るのは、東京大学医学部附属病院特任教授の松平浩先生。多くの人を悩ませる腰痛。だが、誤った知識を持っている人がまだ多いという。そこで、松平先生に腰痛の最新常識について聞いた。

腰痛になると、ひとまず安静にしようとする人が多いが……。

「腰痛持ちの人にとって“安静第一”は百害あって一利なし。急性の非特異的腰痛であるぎっくり腰でも、欧米の多くのガイドラインでは“3日以上安静を指示すべきではない”とされています。
鎮痛剤を投与しながら,可能な範囲で動いたほうが、スムーズな回復が望めるのです。また、痛いからといってすぐに横になったり、運動を回避したりしていると肥満になり、腰痛が悪化する負のスパイラルに陥ることも。よい姿勢での速歩きや水泳など有酸素運動をする活動的な生活をしたほうが、腰痛持ちから脱却する近道です」(松平先生・以下同)

腰痛の治療や予防法にも、新常識があるという。

「椎間板の中心にある髄核が飛び出す『椎間板ヘルニア』の痛みの実態は、髄核が飛び出したことで起きる炎症による場合が多く、実は数カ月でよくなることも少なくない。

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