専門家が警鐘「嗅ぐ力」低下にアルツハイマー前兆の可能性も
また、脱ぎたての靴下は微妙なにおいを発していることが多い。嗅覚レベルを知るのに最適だ。
「他人からなんとなく避けられていると感じる場合は、衣服などからイヤなにおいが出ているのに、自分ではわからない可能性も。そのほか、うつ病の前兆として嗅力の低下が指摘されていますし、鼻詰まりも嗅覚を衰えさせる条件のひとつなのです」
こうした現象は、じつは深刻な病いである可能性がある。
「認知症研究の第一人者である浦上克哉先生(鳥取大学教授)は、アルツハイマー型認知症の予兆として嗅覚低下の症状を挙げています」
つまり、チェックリストに当てはまった人は、認知症になる可能性も否定できないという。最近、においを感じなくなったら要注意!