2018年11月26日 06:00
親の“ボケはじめ”をケアする「4つの積極的な対話方法」
実際は困っていなくても、何かを親に相談して感謝の気持ちを伝えるなど、今も『家族に頼られている』と思わせることが大切です。『まだボケてられない』と親の意識をリセットしてあげましょう」
■「昔話」「自慢話」を聞いてあげる
「高齢になって、何度も同じ話を繰り返す人がいますが、そこで『またその自慢話?』と言葉を遮るのはやめてください。“昔話”は認知症の進行を遅らせる療法の一つで、的確な言葉選びと話の構成を組み立てる作業はよいトレーニングになります。“聞く9割、相づち1割”を基本にして、親が機嫌よく話せる体験談を、引き出してあげましょう」
■親の「得意なこと」を褒めてあげる
「どんなささいなことでもいいので“親が歩んできた過去”を褒めてあげることが、老化防止につながります。『お父さんってすごいね』『お母さんにはかなわないよ』と、親の得意なことを口に出して褒める機会を作りましょう。子どもの教育でも、仕事の現場でも『褒めたほうが成果が上がる』と言われていますが、高齢の親の場合も、それと同じ接し方でよいのです」
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