ビューティ情報『発見時3分の1がステージIV!健康診断で見つからない肺がん』

2018年12月5日 16:00

発見時3分の1がステージIV!健康診断で見つからない肺がん

発見時3分の1がステージIV!健康診断で見つからない肺がん


日本人の3人に1人ががんによって死亡している。国立がん研究センターがん情報サービスによると、死亡数が多い部位は、女性の場合、大腸に続いて肺が2位。国立がん研究センター東病院の呼吸器外科科長の坪井正博先生が語る。

「肺がんは、40代くらいから発症者が徐々に増えだし、70代でピークをむかえます。特に喫煙との関連が大きいと見られているのが、扁平上皮がんと細胞肺がんです。一方、非喫煙女性にも多く、増加傾向にあるといわれるのが、肺の奥や末梢に生じやすい、腺がんです。かつて、肺がん患者の男女比は7対3ほどでしたが、特に腺がんでは女性の比率が同等くらいに増えてきました」

30年で罹患者は3倍超、死亡者も2倍になった肺がん。「喫煙しないので関係ない」と思っていた人が肺がんになる。
そんな事例が増加している。

「肺がんの死亡率が高いのは、早期は症状がほとんどなく、見過ごされることが多いためです」

そう話すのは、日本医科大学呼吸器内科学の久保田馨先生。

「咳が2週間以上続いたり、血痰が出たり、胸部の痛みがあったら、受診をすすめます」

しかし、症状が出てからでは進行している可能性が高いと続ける。

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.