2018年12月13日 16:00
激しい運動をせずに15キロ痩せ「座るだけダイエット」の秘密
これはNEAT(ニート、Non-Exercise Activity Thermogenesis)とも呼ばれます。ニートは特別な運動でなくても、家事や通勤、階段の上り下りといった日常動作でも消費されるものです。残りの10%は食事の消化、吸収に取られます。この中で筋肉量が関係しているのが基礎代謝とニートです」
筋肉は体の動きと関係しており、体を動かすとそれだけエネルギーを消費してくれる。
「国際的な研究では肥満の人ほど座っている時間が長く、ニートが少ないことが明らかになっています。この2つに着目して、『7秒かけて座るだけダイエット』を考案しました」
立つ座るという動作は一見、単純に思われるが、誰もが日常的に確実に行っている動作でもある。
下半身には全身の約60~70%の筋肉がある。特に太ももからお尻の周りは筋肉が集中している部分。
この部分の筋肉を鍛えることで、ニート、つまり、身体活動による消費カロリー量が増加、体が締まってウエストダウンや体重減が可能となる。
メリットはこれだけではない。今は、人生100年時代といわれているが、一方で、高齢になるほど重要になってくるのが足腰。丈夫な足腰でないと、長生きしても、自力で立って歩くこともままならない。