2018年12月13日 16:00
ダイエットの専門医が伝授「7秒かけて座るだけで全身の鍛錬に」
注意点は、グラグラせずに安定した椅子に座ること。キャスターつきの椅子は動きやすいのでNG。低すぎる椅子は腰に負担がかかるので、座ったときの膝の角度が90度以上になる高さであることが望ましい。
座るときはドシンと座らず、ゆっくりそっと座り、座ったらスッと立ち上がるのがエクササイズのポイントだ。
両手を上げながら行うと、お尻と太もも部分だけでなく、ふくらはぎ、腹筋、背筋、腕も同時に鍛えられるので全身の運動になり、背中をまっすぐに伸ばして行うため、姿勢改善にも役立つ。地味ながら日々の生活動作でできる全身ダイエット運動だ。
実際にやってみたら結構キツい。ゆっくりやればやるほど負荷がかかるので、座るときにドシンとなりかねない。
「7秒がキツければ、3~4秒から始めても構いません。ゆっくり座ることで筋肉をつけることが目的なのですから。それに、筋肉がついてくると7秒かけてできるようになってきます」
また、この運動は毎日行う必要はなく、2日に1回で十分なのだとか。
「筋肉を休ませながらやるほうが、効果的に筋肉を増やせるからです」
これなら無理なくできそうだし、ふだんから、椅子に座るときは必ずゆっくり座るよう心がければ、日常的に全身の筋肉が鍛えられる。