ゾンビ体操に胃弱日誌…老けの原因「胃弱」を克服する4習慣
一口に胃弱といっても、症状や原因はさまざま。代表的なものは、原因の大半がピロリ菌の「慢性胃炎」。胃の自律神経失調症ともいわれる「機能性ディスペプシア(FD)」。そして、胃酸や胃の内容物が逆流して食道が傷つき炎症が起こる「胃食道逆流症(GERD)」だ。
さらに池谷先生は、生活習慣とストレスも大きな要因だと話す。
「アルコールやたばこ、カフェインの摂取、不規則な生活、睡眠不足も原因です。自律神経の働きは胃に影響を与えるため、人間関係の悩み、家庭や職場のストレスも胃にきます」
そこで池谷先生が、4つの「胃弱予防策」を教えてくれた。
【ゾンビ体操】
脱力して、腕を振りながらその場でジョギングする様子がゾンビに似ていることから、この名前を付けたという。
「この運動は、心も体もリラックスさせる有酸素運動です。肩や首の力が抜けて、運動後には副交感神経が優位となり胃の働きをよくします。血流もよくなり胃に酸素や栄養もいきわたります。トイレまで移動するときや、入浴前などにやってみてください」(池谷先生・以下同)
ストレス解消にも最適だ。
【蒸し大豆ヨーグルト】
「乳酸菌が含まれるヨーグルトは腸内環境を整える完全胃腸食。