2019年2月6日 06:00
専門医が伝授!「食べる前に30秒料理を見るだけでやせる」
【2】呼吸に注意を向け、体の内側の感覚を意識する
ゆっくりと呼吸しながら、どれくらい空腹なのか、唾液の出る具合など、「今」の自分の体の状態がどうなのかを観察する。
【3】「食べたい度」を10段階の数字で表す
目の前の料理を観察して、どれくらいそれを食べたいのかを10段階で考えてみる。空腹で「10」かなと思っても、よく考えたら「7」だったり意外と低い場合も。
【4】食べたい理由を考える
空腹だから?ストレスを感じているから?イライラするから?なぜ食べたいのかには、必ず理由があるので、それを考えてみる。このダイエットは、食前の30秒間を使うことが肝心だ。
「30秒間、五感を使って観察することで、いわゆる食欲の“自動運転状態”を解除して、衝動の速度を落としていきます。さらに、自分の状態を冷静に把握することで、“ハンドル”を自分で握り始め、コントロールをするようになるのです」
食事中にも変化が表れてくる。口の中で味わい、のどを通る感触、胃に入っていく感覚などを観察するようになるのだ。
この方法で、衝動食いが減る、体重が減るだけでなく、血糖値・コレステロール値が下がる、といった効果も期待できるのだとか。