ビューティ情報『のどのイガイガはスギより厄介!「ハンノキ花粉症」の症状』

2019年3月22日 11:00

のどのイガイガはスギより厄介!「ハンノキ花粉症」の症状

「ある論文では、スギ花粉症患者の20%がハンノキ花粉にもアレルギー反応を起こすと報告されています。スギとハンノキは花粉の飛散時期が重なっているうえ、くしゃみや鼻水といった症状に関しては同様です。そのため、スギ花粉のアレルギーだけを調べて、ハンノキ花粉症を見過ごしているケースも多いと考えられます」

アレルギー反応が起きるのは、食後およそ15分以内。ハンノキ花粉症の人が気をつけたい主なアレルゲンは次のとおり。

【果物】りんご、桃、いちご、さくらんぼ、びわ、梨、キウイなど。
【大豆】豆乳、豆もやしなど。
【野菜】にんじん、セロリ、じゃがいも、トマトなど。
【ナッツ類】ヘーゼルナッツなど。


これらの食物を食べるたび、次のような症状が出るという人はハンノキ花粉症に要注意!

□りんごを食べたら、のどがピリピリした。
□桃を食べたら、唇が腫れた。
□さくらんぼを食べたら、口の粘膜がかゆくなった。
□もやし入り焼きそばを食べたら、口の中にイガイガした不快感を感じた。
□豆乳を飲んだら、せきが出てのどが腫れた。

小さな子どもの場合、口の中の不快感をうまく表現できず、大人に「好き嫌い」として片付けられてしまうことがある。食後に何か訴えるようなら、よく観察することが大切だ。

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