2019年5月7日 11:00
ケーキは何時に食べてもいい?すぐに疲れてしまう人の生活習慣
「最近、私の医院に、『特に理由はわからないけれど、すぐに疲れる』と慢性疲労を訴える患者さんが増えています」
そう語るのは内科医の工藤孝文先生。現代の40~50代の女性は、仕事に家事に人づきあいにとフル回転。しかし、寝てさえいれば疲れがとれる年ごろでは、もはやない。そこで、日常のちょっとした生活習慣で改善するヒントを、2択クイズ形式で紹介。食生活、働き方……「疲れない」のはどっちかな?
【Q1】ケーキなどの甘いものを食べるのに最適の時間帯は、午前10時 or 午後2時
「答えは午後2時。ケーキなど甘いものの糖分は脳の疲労回復に効果的ですが、脂肪も吸収してしまい、肥満や疲労体質の原因にも。体内の脂肪吸収率は1日の中で変動しますが、最も低くなるのが午後2時。この時間に甘いものを食べると、糖分が疲労回復に効果的に役立ちます」(工藤先生・以下同)
【Q2】デスクの上に置く小物は赤系 or 青系
「答えは青系。
色は私たちの心理や行動に影響を与えます。色彩心理学では、青色は神経伝達物質のセロトニンを分泌させて気持ちを落ち着け、集中力を高める作用があります。赤色には興奮作用がありますが、集中力を妨げたり、不安をあおったり、攻撃性を増やす色でもあるのです」