ビューティ情報『「細かい計画は立てない」女性脳外科医語る強靭メンタルの作り方』

2019年5月17日 11:00

「細かい計画は立てない」女性脳外科医語る強靭メンタルの作り方

「細かい計画は立てない」女性脳外科医語る強靭メンタルの作り方


男性優位がはびこる医学界で女性脳外科医としての道を切り開き、脳内の1ミリに満たない血管を処置する手術で活躍する女性。その強靭なメンタルの背景とは――。

脳動脈にできたこぶ状の血だまり、脳動脈瘤。これが破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死に至ることも少なくない。血管と脳動脈瘤の間の根元にチタン製の小さなクリップを挟み、破裂を未然に防ぐのが「クリッピング」と呼ばれる脳外科手術だ。高度な技術と集中力を要するこの手術のスペシャリストである女性が名古屋にいる。

「脳動脈瘤は同じように見えて、患者さん一人ひとりでそれぞれ特徴が異なります。実際に開頭してみたら、予想以上に手術が難しいという状況も少なくありません。細かい血管を間違えて傷つけてしまうだけで、運動まひや言語障害などの後遺症が起きてしまうこともあるのです。毎回、全神経を集中して行っています」

おだやかに語る表情からは想像できないが、藤田医科大学ばんたね病院の脳神経外科医・加藤庸子先生は、脳外科手術を週3回、年に100例以上こなす。通算手術数は3,000例を超え、これは女性の脳神経外科医としては世界一の数字だ。“脳外科医のゴッドマザー”。

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