2019年5月22日 11:00
肌の不調改善は食事から!皮膚科医がすすめる「肉食美肌」
ていねいにスキンケアしているのに肌の調子が悪い……それ、体内の栄養不足が原因かも。「肉食美肌」を提唱する皮膚科医の肌は、自力で潤い“保湿いらず”というから、試してみない手はありません!
「クリニックを訪れる40代、50代の女性は、ほぼ全員といっていいほどキメが荒れていて、肝斑なのか、くすみなのか、シミなのか……茶色の濃淡に赤みが合わさったような肌色で、ブルドッグのように皮膚が伸びてたるんでしまっている人が大勢。こじらせまくった、という感じです」
そう話すのは、あいこ皮フ科クリニック院長の柴亜伊子先生。美容情報があふれている昨今、マッサージや美顔器のしすぎが逆効果、というのも一理あるようだが……。
「なにより問題なのは、毎日の食事。肌をつくるタンパク質、特に動物性タンパク質である肉・魚・卵を食べずに、お菓子やパン、パスタの糖質ばかりという人が目立ちます。栄養状態が悪いため、皮膚がスカスカというか、フニャンフニャンというか。まったくもってハリがありません。
10年前と比べると一見みなさん若い雰囲気ですが、肌年齢自体は老けている、という印象です」
また、40代の肌というのは、20代のころと比べると、単純に倍の年月の紫外線を浴びてきている。