ビューティ情報『英国の医学誌が話題「“座ってテレビ”が大腸がんに」は本当か』

2019年5月29日 16:00

英国の医学誌が話題「“座ってテレビ”が大腸がんに」は本当か

英国の医学誌が話題「“座ってテレビ”が大腸がんに」は本当か


《座ってテレビを見る時間の長い人はそうでない人に比べて、大腸がんのリスクが70%高い――》

そんな衝撃の研究結果が今年、英国の医学誌『Journal of the National Cancer Institute(JNCI)』で発表された。この研究は、25~42歳の女性8万9,000人を対象に約14年間追跡が行われた調査で、座ってテレビを見る時間が1週間あたり7~14時間の人は、7時間以下の人と比べ、大腸がんを発症するリスクが12%、14時間以上の人は7時間以下の人と比べて69%も上昇していたというもの。

「問題は、テレビを見るために座った状態が続くことになり、近年、座っている時間の長さとさまざまな病気の発症に関連性があるという研究報告は世界的に増加傾向にあります」

そう解説してくれたのは、早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授だ。

「これまでに《テレビの前で1時間座るだけで余命が22分縮む》という報告や、《1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人よりも死亡リスクが40%高まる》、というデータもあります」(岡教授・以下同)

1日当たり、ゆうに2時間はテレビを見ているという人も多いけれど……。

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