2019年5月31日 16:00
風呂、鍋、日記づけ…真っ暗闇で行う“闇活”リラックス術
「闇活」=「闇の活動」って物騒でまがまがしいイメージを持つかもしれないけど、逆なんです。闇の中で行うことで、心が落ち着き、対人関係を改善する効果もあるとか!
「ストレスがたまる、人間関係がうまくいかない、自分に自信がない……こんな悩みのある人は、目を閉じてみましょう。視覚を遮断して、ほかの感覚が活性化すると自己肯定感が高まり人生が楽になりますよ」
こう話すのは、「四感トレーニング」を開発し、国内だけでなく海外でも広く指導を行う日本マイブレス協会代表理事の倉橋竜哉さん。
「今の時代、テレビやスマホをはじめとした視覚情報があふれ、私たちは視覚に偏った世界に生きています。人間には視覚以外にも、嗅覚、味覚、触覚、聴覚が備わっていますが、視覚ばかりを酷使するあまり、脳や心身に負担がかかり、自律神経の不調やストレスを招いています。昔と比べ、現代人の疲労が大きいのは当然です」
倉橋さんは「視覚から入ってくる情報はその人自身の判断や価値観まで惑わせる」と警鐘をならす。
「たとえば、レストランへ食事に行くとき、ネットで読んだ口コミを参考にお店を決める人は多いでしょう。ですがそうしたとき、本当に自分の感覚でおいしさを判断できているでしょうか。