糖尿病、高血圧予防に…専門家が編み出した“みそ玉”とは
「7年前、糖尿病を患っている友人のために、玉ねぎを調理しやすく食べやすくしたいという発想から生まれたのが、“たまねぎ氷”でした。そこに、にんにくを加えて保存したのが“にんたまジャム”。さらに今回、日本人のソウルフードであり、“医者いらず”ともいわれるみそをミックスさせたのが“みそ玉”なんです。週末につくりおきしておけば、みそ汁はもちろん、和食、洋食、中華といろいろな料理に使うことができるので、とても便利ですよ」
そう語るのは、『一日一杯のみそ汁が、不調に効く!みそ玉』(永岡書店)の著者で、料理研究家の村上祥子さん。忙しい現代人のために手間ひまかけないで食べられる電子レンジ調理を考案し、たどりついた最強の健康食が“みそ玉”だという。
「みそに塩みが含まれているので、それ以上に塩分をプラスする必要はなく、また、にんにくと玉ねぎからうまみ成分が十分に出るので、料理にだしを使う必要もありません。作り方は簡単で、皮をむいた玉ねぎ、にんにくを耐熱ボウルに入れて電子レンジで加熱し、ミキサーで攪拌する。さらにみそを加えて、製氷皿に流して冷凍庫に入れるだけ。
使うときは、凍ったままのみそ玉1個にお湯を注げば、1人分のみそ汁の完成です!」