2019年6月19日 11:00
腰痛を根本的に見直すための「水の飲み方」、専門家が解説
(高橋さん・以下同)
実際に水を飲み続けていると、腰痛が和らぐ以外にも、変化が表れてくるのだという。
たとえば、朝の目覚めがよくなる、疲労や風邪など不調からの回復が早くなる、むくみがとれる、頭痛・肩こりの改善、便秘の改善、更年期症状の軽減、肌のうるおい、血流促進など……。
「水分不足は体内に老廃物を蓄積させます。水分補給が十分だと血流がよくなり、老廃物が排せつされますから、全身が健康になるわけです。何より大切なのは、ストレスに感じないよう、気軽に継続してもらうことです。あまり厳しいルールを設けず、できることから始めるので十分です」
水の飲み方は次のとおり。
■水道水でOK(カルキ臭が気になる場合は沸騰させた水を)
「もちろん、ペットボトルのお水でもかまいません。ただ、水分=水ではないので、コーヒーやお茶、ジュース類は含みません」
■飲む量は1日2リットルを目標に
「飲む量は体重×30ミリリットルを基準にして、それより多めに飲んでください。
自分専用のペットボトルを準備し、その水を飲むようにすれば、自分が1日に飲んでいる水の量が把握できます」
■1日の中で2リットルの水を小分けに飲む
「植木鉢に水をあげるイメージで、1回200ミリリットル程度をこまめにとって、体に浸透させてください」