2019年6月29日 11:00
安倍首相も実践!不眠解消のための「4-7-8呼吸法」の効果
この呼吸法を生み出したハーバード大学出身のアメリカ人医師アンドルー・ワイル氏が数年前に来日した際に、総理がワイル氏から直々にこの呼吸法を教わったのだそう。安倍総理は過去に難病の潰瘍性大腸炎を患った経験もあり、ふだんから健康には気を使っているという。自民党の懇親会で「『4-7-8呼吸』を始めてから心身ともに落ち着いてきた」と首相自ら紹介したというくらいだから、よほど効果があったのだろう。
「『4-7-8』とは、4カウントかけて息を吸って、7カウントの間吸った息を止めて、8カウントかけてゆっくりと息を吐く呼吸法です。この数字は『秒』ではなく『カウント』ですので、自分のやりやすい速さでカウントしてください。ただ、吸うのが『1』に対して吐くのが『2』の比率は変わりません」(板村さん・以下同)
ポイントは、吸うことより、吐くことを意識することだ。息を吐ききると自然に息を吸えるようになる。まずはおへそ少し下(丹田)を意識して息を細く長く吐くことからやってみよう。
吐く息で肺の空気を出し切り、新鮮な空気を吸うことで、体内にたくさんの酸素が巡る。酸素が体内を巡ると、細胞も若返り、ストレスも軽減される。