ビューティ情報『健康法が“不腸”のもとに!?専門医が語る「腸を痛める食習慣」』

2019年7月10日 11:00

健康法が“不腸”のもとに!?専門医が語る「腸を痛める食習慣」

また、腸に強いストレスがかかると交感神経が優位になり、腸を動かす腸管運動にブレーキがかかり、便秘の原因となってしまいます」(松生院長・以下同)

便秘は腸の老化を早めるだけでなく、万病のもと。便秘が長引くと、老廃物や毒素が体内にたまり、さまざまな病気リスクが増大してしまう。“腸美人”であることは、体の内部も見た目もイキイキと過ごすためのカギなのだ。

日本人の食生活の欧米化により、腸内環境が悪化して便秘になる人が増えている。大腸がんにかかる人も年々増え、がんで亡くなる人のうち、女性では大腸がんがもっとも多い(男性では3番目)。便秘になりがちという女性は気をつけたいところだ。

その一方、腸の健康を維持している人は健康寿命であることが研究で実証されているという。

「アメリカのミネソタ州では、’88年から’93年までに20歳以上だった人を対象に『消化器症状評価アンケート』を行い、約4,000人を’08年まで追跡調査しました。
この調査の結果、慢性的な便秘がない人のほうがさまざまな病気にかかりにくく、生存率も高いことがわかったのです」

さらに、腸内環境をよくする不飽和脂肪酸のオリーブオイルを多用し、野菜や豆類、果物、穀物をたくさん食べる“地中海型”の食生活をしている人は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが少ないという研究結果もあるという。

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