防腐剤がトラブルの原因に…夏にやってはいけない“美顔ケア”
夏本番、日差しによるダメージから肌を守るための対策は必須。シミやシワの予防のほか、小顔になるためのケアを意識する人も多い。
「どのような美容習慣を心がけているのか、クリニックを訪れる方に問診すると、美肌のためにと思っていた行為が、じつは肌を痛めつけていたというケースが本当に多いのです。きちんと洗顔して、保湿をする。外に出るときにはUVケアをすることが美肌キープの基本なのですが、マッサージやパックなどをやりすぎてしまったために、かえって肌への負担を作り出している傾向にあります」
そう語るのは、銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子院長。肌の老化の原因の8割は紫外線によるもの。朝、お手入れの際には洗顔、保湿、日焼け止めをしっかり塗って正しいケアを行えば美肌をキープできるそう。ところが、美に対する意識が高いゆえ、やりすぎてしまい肌にダメージを与えてしまってクリニックを訪れる人が後を絶たないそうだ。
そこで今回、慶田院長に皮膚科専門医の観点から、この時季に気をつけたい“やってはいけない”美容習慣を教えてもらった。
■「過度なクレンジングマッサージ」できめ崩壊
まずはメーク落としの際のクレンジングマッサージ。