まつエク、顔ヨガ…皮膚科医が警鐘鳴らす「美顔習慣」に注意!
洗顔時には念入りなマッサージ、テレビを見ながらローラーをコロコロ……。でもちょっと待って!よかれと思ったその習慣が、かえってトラブルを招いてしまうことがあるのです。
「どのような美容習慣を心がけているのか、クリニックを訪れる方に問診すると、美肌のためにと思っていた行為が、じつは肌を痛めつけていたというケースが本当に多いのです。きちんと洗顔して、保湿をする。外に出るときにはUVケアをすることが美肌キープの基本なのですが、マッサージやパックなどをやりすぎてしまったために、かえって肌への負担を作り出している傾向にあります」
そう語るのは、銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子院長。肌の老化の原因の8割は紫外線によるもの。朝、お手入れの際には洗顔、保湿、日焼け止めをしっかり塗って正しいケアを行えば美肌をキープできるそう。ところが、美に対する意識が高いゆえ、やりすぎてしまい肌にダメージを与えてしまってクリニックを訪れる人が後を絶たないそうだ。
そこで今回、慶田院長に皮膚科専門医の観点から、気をつけたい“やってはいけない”美容習慣を教えてもらった。
■「顔ヨガ」で輪郭が大崩壊
顔まわりのシルエットが気になるからとよくやりがちな美容習慣では、たるみを解消すると話題の“顔ヨガ”にご用心。