「うつぶせ寝=腎疾患のサイン」と専門家、寝相で見抜く健康状態
【うつぶせで寝る】
「背中側の腎臓や副腎の働きが弱っていて、排せつ機能がオーバーワークになっているサイン。腎疾患を招きやすくなっています。もしこうした寝相になるときは、食事の塩分を控えめにして、水分を多く取るようにすると改善するはず。またうつぶせ寝の人は大概、どちらかの足をくの字に曲げるもの。これはホルモンのバランスがくずれているときに出やすいもの。ストレスの解消に努めてください」(北山さん・以下同)
【横向きに寝る】
「足を組んで座ったりしたり、食べすぎで胃が重くなるなどの理由から、知らない間に、内臓の位置がずれてしまうことが多いもの。横向きで寝るのが楽なときは、この内臓のズレをかばっていると考えてください。内臓がずれることで、骨盤に負担がかかり、腰痛やぎっくり腰の原因になります」
あなたが体の右側を下にして横向きに寝るのが楽な場合は肝臓の位置がずれていることが多いとか。
反対に左側を下にする場合は主に胃の位置がずれているという。「腰痛対策としてお勧めなのは、肛門をきゅっと締める動き。これを意識してやると、骨盤内転筋が強化され、ぎっくり腰などの予防になります」
【高い枕で寝る】
「頭を高くしないと眠れない人は、起きているときに前かがみの姿勢を取っていることが多いもの。