ビューティ情報『スリッパ、古いポスター…医師が教える“ヤブ医者”の特徴』

2019年11月22日 06:00

スリッパ、古いポスター…医師が教える“ヤブ医者”の特徴

スリッパ、古いポスター…医師が教える“ヤブ医者”の特徴


「私はこれまで医学部時代から十数年、医療の世界に身を置いていますが、適切な診療能力や治療能力を持たない“ヤブ医者”が多いことに心を痛めてきました。現役の医者の約3割がヤブ医者と言っても過言ではないのです」

そう啓発するのは、関節リウマチと膠原病を専門とする内科医の金子俊之先生。あるとき、金子先生が特に危機感を抱いた出来事があったという。詳細はこうだ。

関節リウマチで手足がパンパンに腫れた30代半ばの女性が、金子先生のクリニックに来院した。その女性は東京に移住してきたが、大阪在住時に通っていた病院の医者から「3カ月に一度は戻って来なさい。手術しなくては治らない」と言われたというのだ。

「まず、患者さんが移住したのなら、紹介状を書くのが普通です。
高度な治療を施しているならまだしも、その医者は時代遅れも甚だしい治療をしていました。しかも、そもそも治療ガイドラインに則した治療をしていれば、関節リウマチは手術をしなくても済むのです」

患者を手放さずに金もうけに走るうえ、勉強もせず間違った治療をしている医者に対し、金子先生は怒りを覚えたそう。

「私はとても腹が立ちました。このような悪質な医者はほかにもたくさんいて、患者さんが苦しむ羽目になる。

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