2019年12月1日 11:00
ウエスト減にも効果あり!“バランスポイント立ち”体の歪み解消
履きなれた靴の底を一度じっくり見てみよう。極端なすり減り方をしている場合、それが腰痛や肩こりなど、あなたを悩ませる不調のサインである可能性がーー。
「靴底の減り具合を見ると、姿勢や歩き方などにおける、その人の日常でのクセがわかります。いびつな減り方をしているということは、間違った歩き方をしている証拠。そういう人は体に“歪み”が生じていて、あらゆるところに不調が出てきてしまいます。マッサージに行っても治らないしつこい肩こりや首こり、頭痛、視力の低下、慢性的な疲労感、代謝の低下による肥満、胃痛などの内臓疾患といった不調の原因が、靴底の減り方で診断できます」
そう語るのは、「南青山『足から治療院』Creare」の新保泰秀院長。足のトラブルを抱えて来院する人たちのべ13万人のカウンセリングを通じて、靴底の減り方と不調の関連性がわかってきたという。新保院長が指摘する、靴底の減り方は主に次の4つのパターンだ。
【1】かかとの外側だけが減っている
「脚全体が外にねじれて、ひざの外側や、股関節を痛めやすくなります。骨盤が開き気味になるので、ガニ股やO脚になりやすく、腰痛や肩こり、首こりなどにもつながります。