ビューティ情報『がん患者ら集う「がんカフェ」 代表女性が明かす反響と効果』

2020年1月4日 06:00

がん患者ら集う「がんカフェ」 代表女性が明かす反響と効果

がん患者ら集う「がんカフェ」 代表女性が明かす反響と効果


人生において訪れるさまざまな転機。なかでも“大きな病気”と向き合うには相当な覚悟が必要です。ここでは、「がん」を経験したことが、その後の生きる糧となった方のお話を紹介。葛藤の日々の先には“新しい私”との出会いがありました。

■田中愛子さん(39)・暮らしの保健室かなで「がんカフェ」代表

「副作用って、個人差があると思うんです。みなさんは、この薬は本音ではどうでしたか」

「実は私、最近、自分がいなくなったあとのことも考えてしまうんです。具体的にはお葬式とか」

毎月第1火曜日の11時から15時30分まで、江戸川区松島にある「暮らしの保健室かなで」で開催される“がんカフェ”。がんを体験したサバイバーや、がんと診断され不安を抱えた人、その家族、医療関係者などが集まり、情報交換や相談をする場だ。


このカフェを作ったのが、田中愛子さん。自身も、がんサバイバーだ。

「32歳で乳がんの告知を受けたとき、最初に考えたのが、49歳で大腸がんで亡くなった父親のこと。がんイコール死でした。手術後に抗がん剤治療を始める前は、将来に備えて、卵子の凍結保存なども検討しましたが、80万円という高額な費用に断念しました。

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