絶対休めない医師は、風邪かな?と思ったらプールに入っている
があるが、大谷院長はあえて軽い運動を勧めている。
「風邪をひいたときは安静にするようにいわれていますが、風邪のひきはじめに軽い運動をすると、免疫のために働くNK細胞が活性化し、さまざまな免疫マーカーもよくなることがわかっています。体の免疫力がアップして回復が早くなるのです。私は風邪のひきはじめに、プールに行って5分だけ泳いでいます」
水泳でなくても、15分ほどのウオーキングでもOK。
【2】お風呂に入って温まる
運動と同じく、風邪をひいたときには、お風呂には入らないで、暖かくして寝るほうがいいといわれているが、これも間違いという。
「それは銭湯に通っていたころの話で、湯冷めする心配があるから入浴はダメといわれていました。今は自宅のお風呂に入る人がほとんどです。汗を流してサッパリしますし、清潔に保つことができます。
高熱のときでも体がつらくなければ、シャワー程度は入浴してもいいでしょう」
【3】歯磨き1日4回以上
歯磨きやフロスによる口腔ケアは、風邪・インフルエンザの予防に役立つという。「口の中の細菌から出るタンパク質は、インフルエンザウイルスを気道に入るのを助けるというデータがあります。