ビューティ情報『感染症防ぐ“大人の予防接種”…幼少時の注射効果は薄れるおそれ』

感染症防ぐ“大人の予防接種”…幼少時の注射効果は薄れるおそれ

感染症防ぐ“大人の予防接種”…幼少時の注射効果は薄れるおそれ


年齢を重ねるごとに減る抗体。風疹は2年から12年で予防接種の効果が下がるそう。子どものころに受けたからといって油断してると、思わぬ感染症にかかるかもしれないーー。

「風疹や百日咳は子どもの病気だと思っていませんか。実は大人もかかるんです。原因は小さいころに打ったワクチンの効果が薄れることにあります」

こう話すのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さん。小学生のころ、はんこ注射などの予防接種を受けた覚えのある人は多いだろう。でも、大人になってもう一度接種した人は少ないのではないだろうか。


「平均寿命がまだ短かった昭和の時代なら、子どものときだけでよかったかもしれませんが、長寿社会の現代では通用しません。年齢を重ねるごとに、帯状疱疹(水ぼうそう)や百日咳、破傷風の抗体は減少します。50代以降は感染症の種類によっては、予防接種を受けていない人もいて、より感染リスクは高い。だからこそ“大人の予防接種”が必要なのです」

そこで上先生に、50代以上こそワクチンを接種して予防したい感染症を教えてもらった。

■破傷風

細菌が体内に侵入して毒素をばらまくと、体がしびれたり、筋肉が硬直する破傷風。

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