ビューティ情報『百日咳や風疹のワクチンは打ち直し推奨…米国は大人も保険適用』

2020年2月6日 11:00

百日咳や風疹のワクチンは打ち直し推奨…米国は大人も保険適用

百日咳や風疹のワクチンは打ち直し推奨…米国は大人も保険適用


「風疹や百日咳は子どもの病気だと思っていませんか。実は大人もかかるんです。原因は小さいころに打ったワクチンの効果が薄れることにあります」

こう話すのは、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さん。小学生のころ、はんこ注射などの予防接種を受けた覚えのある人は多いだろう。でも、大人になってもう一度接種した人は少ないのではないだろうか。

「平均寿命がまだ短かった昭和の時代なら、子どものときだけでよかったかもしれませんが、長寿社会の現代では通用しません。年齢を重ねるごとに、帯状疱疹(水ぼうそう)や百日咳、破傷風の抗体は減少します。50代以降は感染症の種類によっては、予防接種を受けていない人もいて、より感染リスクは高い。
だからこそ“大人の予防接種”が必要なのです」

そこで上先生に、50代以上こそワクチンを接種して予防したい感染症を教えてもらった。

■百日咳

「読んで字のごとく、約3カ月間、咳が続きます。国立感染症研究所(感染研)によると、’16年に感染した2,835人のうち25%は20歳以上。3週間咳が続いている人の約2割は百日咳が関与しているという報告もあります」

グローバル化した現代では海外からの持ち込みもあるという。

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