ビューティ情報『専門医が語る「冷え症の真実」死因の多くが“低体温”起因』

専門医が語る「冷え症の真実」死因の多くが“低体温”起因

つまり、日本人の死因のほとんどが冷えと関係していることになる。その関係性について、今津院長はこう解説する。

「病気の源流をたどっていくと、だいたい1つの原因に集約されていくものです。そして、その多くは高血圧や高血糖、高脂血症といった生活習慣病。たとえば、脳梗塞や心疾患、腎不全も、元をたどれば動脈硬化が進行した結果。そしてその動脈硬化の原因をさらにたどると、高血圧に行き着く、といえばわかりやすいでしょう。そこで、最近では『メタボリックシンドローム』ならぬ『メタボリックドミノ』と表現されることも増えています。これは動脈硬化のような大本の病気が、ドミノ倒しのように次々とほかの病気を引き起こすということ。
しかし、冷えを改善し体温を上げることで、このドミノが倒れる前の『ついたて』の役割を果たしてくれるのです」

その理由は、体温を上げることによって「細胞レベル」で体が活性化するためだという。「人間の細胞は、温度が下がると活動性が低下し、冬眠状態に陥ることもあります。逆に温度が上がると、活動性が増し、活発に働き始めるのです。また、がん細胞は熱に弱く、42度以上で死滅することがわかっています。体温の上昇により、免疫力や代謝が上がることはすでによく知られていますが、免疫力アップは風邪だけでなく、肺炎や膀胱炎の予防にも効果的です。

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.