ハーバード大学教授伝授!凝り固まった呼吸筋ほぐす「4・8呼吸法」
(2)おなかの力を緩め、鼻から息を吐き、おなかがへこむのを手でたしかめる。肛門→恥骨→へそ→横隔膜とチャックを閉めるイメージで、長くゆっくりと、同じペースで息を吐く。
夜中、ふと目が覚めてしまったら、「10・20呼吸」を。
「10数えながら下腹に息を入れるイメージで鼻から空気を吸い込み、20数えながら息を吐き出す方法です。行っているうちに自然に眠りに戻れますし、睡眠ホルモンのメラトニンの材料となるセロトニンが分泌され、質のよい睡眠にもつながります」
これらの呼吸には、腹筋を鍛えられるという効果もあるそうだ。
「深い呼吸は1分程度でも十分効果を得られますが、頻繁に行えば行うほど好ましいです」
呼吸筋をしっかりほぐして、隠れ酸欠を防ぎ、かぜやウイルスを寄せ付けない体をつくろう。
「女性自身」2020年2月25日号 掲載
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