2020年2月27日 15:50
現役女医が風邪の初期に飲む「葛根湯」は肩こりにも効果
新型コロナウイルスの流行が止まらない。国内での感染者の数も増えるばかりで、外出はおろか、少し体調不良を感じても、病院にかかることがおっくうになるのが正直なところだ。
「病院に行かなくても症状を軽減させるためには、薬局や薬店などで処方箋なしで購入できる市販薬(OTC医薬品)の使用が必須になってきます。市販薬の効果をきちんと理解し、症状に合わせて服用することで、自分自身の健康を管理することが求められているのです」
そう語るのは医療ジャーナリストの吉澤恵理さん。軽度な不調に対しては、飲む薬を自分で選択することで、体をコントロールすべきだという。
しかし、OTC医薬品はおよそ2,500もの品目があり、ドラッグストアに行くと風邪薬だけでも大量に商品が並んでいる。“結局、どれがいちばん効くんだろう”ーー。そう悩む人は多いはずだ。
そこで本誌は、内科医・宝田美沙子先生、プライムクリニック・田嶋美裕先生、BESLI CLINIC・田中奏多先生、皮フ科かわさきかおりクリニック・川崎加織先生、みずき皮膚科クリニック・原みずき先生、ステラ耳鼻咽喉科・渡邊千寿子先生の現役女医6人に対し、「本当に飲んでいる市販薬」