同カロリーのコーラとケーキでは?太りにくい食品&食べ方
「糖質を摂らない『糖質抜きダイエット』がはやっていますが、そういったダイエットをすると、必ずといっていいほど、リバウンドしてしまいます。『一生続けられる』ものではないと、体形の維持はできません」
こう話すのは、監修書に『筋肉をつくる食事・栄養パーフェクト事典』(ナツメ社)がある管理栄養士の竹並恵里さんだ。
人は生きていくために、エネルギーを必要とする。そのエネルギーの単位がカロリーだ。人は主に飲食を通じてカロリーを摂取し、生命活動や運動を通じてカロリーを消費している。
基本的に、摂取したカロリーが消費するカロリーを上回れば、余ったカロリーは「脂肪」として体に蓄えられる。逆に下回れば、「脂肪」が消費されてやせることができるのだ。
実際に、ボディビルダーやアスリートなどは、日々の食品のカロリーを厳密にコントロールすることで、減量を行っているのだが……。
「一般の人には『一生続けるのは難しい』。あくまでも、カロリーの値は、ぼんやりとした目安でいいんです」
自分の体がどれだけのカロリーを必要とするか、各食品にどれくらいのカロリーが含まれるかを“ぼんやりと”知っておけば、食べすぎを防いだり、ムダにカロリーの高い食品を選んだりするのを避けることができるのだ。