ビューティ情報『医師が警告する「女性襲う病気」、予防のカギは「女性ホルモン」』

医師が警告する「女性襲う病気」、予防のカギは「女性ホルモン」

ガラスや針が突き刺さるような痛みが走るという「線維筋痛症」は、昨年末にフリーアナウンサーの八木亜希子さん(54)が発症したことでも話題になった。原因は不明。体の痛みに、倦怠感や疲労感が伴う。現在約200万人の患者がいて、中高年女性の割合が大きいという。

「線維筋痛症でリウマチ科に通院している50代の女性の患者さんが、リウマチ科の先生からの紹介で私の外来を受診されました。女性ホルモンの検査をしたところ数値が低かったので、ホルモン補充療法を行いました。すると症状に改善が見られたのです。明確な因果関係は特定できていませんが、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れやストレス、心の不調などが一気に体に現れたのではないでしょうか」(吉形先生・以下同)

骨がもろくなってしまう「骨粗しょう症」も、患者の8割が女性。
吉形先生はこれにも女性ホルモンの減少が強く関係していると話す。

「女性ホルモンは骨の形成を助け、破壊を防ぐという重要な役割を担っています。40代以降、女性ホルモンの分泌が低下することで、骨を作るより壊すほうに傾くため骨はもろくなります。そして気が付かない間に骨がスカスカになり、骨折しやすい状態=骨粗しょう症になってしまうのです」

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