ビューティ情報『新型栄養失調の人が多数…医師が“抗酸化ごま”に注目した訳』

2020年5月1日 11:00

新型栄養失調の人が多数…医師が“抗酸化ごま”に注目した訳

新型栄養失調の人が多数…医師が“抗酸化ごま”に注目した訳


「いまの日本には“新型栄養失調”の方がたくさんいます。摂取カロリーは十分なのに、食事が偏っているために、ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素や食物繊維、それにタンパク質など、必要な栄養素が足りない状態です」

そう警鐘を鳴らすのは医師の伊藤明子先生。社会人を経て、40歳で医学部に入学した異色の経歴の持ち主だ。ふだんの診療でも、投薬などと食事の改善を組み合わせて、病気の治療と健康の維持・増進を目指しているという。そんな伊藤先生が注目したのが、ごまだ。

「ごまは全体の約20%がタンパク質で、ビタミン類やミネラル、食物繊維も豊富。抗酸化力や抗糖化力も高くて、食生活改善にはもってこいです」(伊藤先生・以下同)

確かに、ごまは体によさそうだが、酸化や糖化とは、どんな作用なのだろう。

「酸化は、酸素と光と熱が引き起こすもので、たとえるなら、サビ。
糖化は、糖とタンパクが加熱されて起きる、こちらはコゲ。酸化のサビも糖化のコゲも、シミやくすみの原因になりますし、病気リスクの上昇につながります」

酸化や糖化を見過していると、がんや動脈硬化、認知症や骨粗しょう症、肌や髪の衰えなど老化を促進させる可能性がある。

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