ビューティ情報『江原啓之さん「コロナ禍を乗り越えるヒントは『火垂るの墓』に…」』

2020年6月20日 11:00

江原啓之さん「コロナ禍を乗り越えるヒントは『火垂るの墓』に…」

(撮影:谷口 京)

(撮影:谷口 京)



昨年、本誌企画の取材時に「2020年は“破綻と崩壊の年”。東京オリンピックも普通には開催できないかもしれない」と話していた江原啓之さん。蓋を開ければ、未曽有のコロナ禍で世界中が混迷の渦に巻き込まれるという事態に。

この状況を懸念していた江原さんは今、何を思うのかーー。当代随一のスピリチュアル・カウンセラーが説いた“奈落の底で、光を見つける方法”に、ぜひ耳を傾けてください。

「己れの心を見つめ、顧み、今まで築いたものを一度、更地に戻すような心づもりで日々を過ごしてみましょう。そうして再び自らの暮らしや考え方を、骨組みから立て直す。そんなふうに腹をくくるべきときを迎えているのです」

混迷の渦のなか、「生き方を根本から見直す必要がある」と語る江原さん。
そのために、日本人の生活様式が根底から変わらざるをえなかった戦中・戦後の転換期に見習うべきことは多いという。

「私は祖母から聞いたのですが、戦時中は『兵隊さんが過酷な思いをしているのだから』と、小さな子どもでさえ衣食住がままならず、我慢するのが当たり前だったといいます。もちろん、それは二度と繰り返してはならない歴史ですが、この国は何もないところから出発し、ここまでの発展を遂げたということを忘れてはいけません。

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